こんにちは、四谷学院で受験コンサルタントをしている岡本です。
受験勉強を頑張っているあなた!そろそろ苦しくなってきてはいませんか?
私もそうでしたが、受験勉強は結果が出るまでに1年かかりますから、途中で勉強が苦しくなってしまうことってありますよね。
そんなときは、、受験勉強がもたらす結果、、、受験を乗り越えたらどんなことができるかを考えて見ましょう。もう早くも11月ですから、これからどんどん士気を上げていきたいですね。
さて、本日はそんな「大学生になったら何ができるのか?」という話から転じて、「大学でする勉強」のお話をしたいと思います。
大学の勉強ってこんなに面白い
先日新聞等でも報道がされ話題になっていますが、東北大学の赤井考章教授のグループが「哺乳類に硫黄代謝物を利用したエネルギー産生機構がある」という画期的な発見を発表しました。
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東北大研究チームが哺乳類の「硫黄呼吸」を発見!
硫黄を含むアミノ酸であるシステインから得られる “システインパースルフィド”という物質が、酸素の代替物としてミトコンドリア内でエネルギーを生み出しているということで、詳しい研究はこれからさらに進んでいくでしょうが「世紀の大発見」となるかもしれません。
受験勉強が大学の勉強に生かされる
化学を勉強している人は“クメンヒドロペルオキシド”という物質を覚えているでしょうか。
クメン法によるフェノール生成の途中でできる物質で、‐O‐OHという構造を持っていますね。この「ペルオキシド」が過剰(per)に酸素(oxygen)をもっているという意味で、“システインパースルフィド”も同様に、過剰に硫黄(sulfur)をもっているということです。
微生物には硫黄や硫黄化合物を利用してエネルギーを得ているものがあることは既に知られていました(生物55マスター上p.99を確認してください)。今回の発見は哺乳類にも硫黄を利用する仕組があるということで、今後の研究が待たれます。