記憶の仕組みを知っている受験生は大学合格へ一歩リードできる

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こんにちは、四谷学院で受験コンサルタントをしている山中です。
「やってもやってもすぐ忘れる・・・」「この問題、前もやったのに・・・」こんな悩みを抱えてはいませんか?

人の記憶には「長期記憶」と呼ばれる忘れにくい記憶「短期記憶」という一時的に保管されるだけの記憶の2種類があります。いわずもがな、大学受験では多くの記憶を「長期記憶」にすることが勝敗に大きく影響してきます。

今日は、すべての受験生が喉から手が出るほどに欲しい「長期記憶」を得るために必要なことを特別にお話したいと思います。

長期記憶と短期記憶とは?

長期記憶というのは、簡単に言うと「脳に定着していて忘れにくい記憶」のことです。例えば、自分の名前なんかがそうですね。
一方で短期記憶とは、「瞬間的に記憶しただけで、すぐに忘れてしまう記憶」のことです。「一週間前に見たはずなのに単語が思い出せない・・・」というようなものは、短期記憶というわけです。

では、記憶を定着しやすく(長期記憶にしやすくする)するためには、どうしたらいいのでしょうか?

そのカギは「復習」にあります。

受験勉強は復習がポイント

一度やっただけですべて完璧に覚えられるという人はほとんどいません。記憶は、何度も何度も時間をおいて繰り返すことで定着します。繰り返すということは、つまり復習するということですね。
もちろんこのことは分かっていると思うのですが、しかし、受験勉強となると復習の時間をしっかり確保できている生徒は少ないです。逆に、復習の時間をしっかり確保している生徒はやはり伸びていきます。

復習方法の詳細や復習の大切は、別の記事でもお話していますので、よければ読んでみてくださいね。

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【受験豆知識】記憶の仕組み

豆知識としてお話したいのですが、心理実験でエビングハウスの忘却曲線という実験結果を知っていますか?

これは、人間が覚えたことをどのくらい忘れているのかを時間との関係から調べたものです。

このエビングハウスの忘却曲線によると、学習直後は100%覚えていたものが、1日後には26%にまで落ちてしまうそうなのです。しかもこの数字には個人差があまりないと言われています。
つまり、復習して繰り返し学習しないとやったそばからどんどん忘れてしまうということですね。

受験勉強「やりっぱなし」は厳禁!

受験勉強では、インプットする情報量が膨大ではありますが、少しでも短期記憶から長期記憶へと移していけると良いですね。そのためには復習が欠かせませんから、しっかり「自分の勉強を振り返る時間」を作っていきましょう。復習の方法に迷う場合は、受験コンサルタントの先生に相談できるといいですね。

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