大学受験を控えている人のなかには、「行きたい大学は決まった!でも、学部はなかなか決められない……」と悩んでいる人もいるかもしれません。
大学までは絞り込みやすくても、学部となると選択肢が増えるだけでなく、将来にもかかわってくることなので、慎重に選びたいという人も多いでしょう。
こちらでは、自分にピッタリな学部選びの”いろは”について解説していきます!
好きなこと、得意なことは何?そこに学部選びに役立つヒントがある可能性大!
はじめに考えてみてほしいのは、”どんなことが好きor得意なのか”ということ。特に、小さなころから今現在に至るまで好きなこと、あるいは得意なことを考えてみてください。
なぜかといえば、それだけ長い間好きだったり得意だったりすることには、もともとのあなたの資質が関係している可能性が高いからです。
たとえば、小さなころから「プラモデルを組み立てるのが好きだった」という場合は、理系の機械工学部のような学部が向いているかもしれません。昔から「人に教えるのが好きだった」という人は、教育学部が向いているかもしれません。
もちろん、それだけで決めることはできないかもしれませんが、学部選びで迷っている場合は、好きなことや得意なことを極める方向に進んでみるのもひとつの手ですよ。
将来就きたいのはどんな職業?
次に紹介するのは、”将来就きたい職業”につながるかどうかを学部選びの物差しにする方法です。
もしかしたら、まだ将来就きたい仕事も決まっていないという人もいるかもしれませんが、それでもざっくりとでもいいので考えてみてください。
たとえば、「将来はテクノロジーの最先端で働きたい」と考えている人の場合は、職種にかかわらず、情報処理関連の学部を選ぶと将来何かとプラスになることが多いはずです。
また、なかには「今は文系クラスだけど、医師になりたい」といったように、今いる環境とは関係のない職業を希望している人もいるかもしれませんね。そのような場合は、”今いる環境”ではなく、”将来なりたい職業”にフォーカスして学部選びをするのがおすすめです。
ただし、その場合は一時の気持ちで決めるのではなく、そのために必要になる勉強を自分ができるのかどうかについてもしっかり考える必要があります。
このように、将来就きたい職業から考えていくと、意外にすんなり進むべき学部が見えてくることもありますよ。
行きたい学部が見えてきたら、入念にリサーチ&下見してみよう
行きたい学部が見えてきたら、パンフレットや募集要項を取り寄せたり、ホームページなどで入念にリサーチしたりしてみましょう。
また、大学の学部選びでもうひとつ大切なのは、自分でリサーチするだけでなく、実際に行って雰囲気を確かめてみることです。
大学によってはオープンキャンパスが開催される場合もあるので、そのような機会を利用するのもいいですね。
オープンキャンパスの場合は、今その大学で勉強している先輩の話をリアルに聞くチャンスが設けられていることも多いため、学部選びに役立つヒントが得られるかもしれません!
毎年夏~初秋頃には、多くの大学でオープンキャンパスが開かれているので、気になる学部のある大学をぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ
将来の仕事にもかかわってくることから、どうしても慎重になりがちな学部選び。
けれども、ここで立ち止まっていては的を絞った受験勉強ができない期間が長くなってしまいます。
そのような場合は、こちらでご紹介した”好きなこと・得意なことを考えてみる”、もしくは”将来就きたい職業から考えてみる”の2つの方法をぜひ試してみてください。
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