【大学受験 地理】地形・気候が苦手!どうやって学習すればいい? 

この記事は約3分で読めます。

勉強

こんにちは、四谷学院の本田です。
地理の大学入試では、自然地理学と言われる「地形・気候」の分野は必ず出題されます。
地理で最も理科、特に地学の内容に近く、単純暗記では得点できないため、苦手としている人も多いのではないでしょうか?
この記事では、自然地理学を効率よく攻略するための方法について解説します。

原理を理解する

例えば地中海性気候(Cs気候)は「夏乾燥、冬湿潤」ということはほとんどの人が覚えているでしょう。
しかし、近年の入試では結論よりも要因が聞かれる傾向があるため、「なぜ夏乾燥し、冬湿潤するのか」という原理を把握していないと点数に結び付きません。ということは、教科書や参考書で太字・赤字になっている箇所のみではなく、説明部分も重要となるため、しっかり読み込むようにしましょう。

また、教科書や参考書はページ数を抑えるために簡潔に書かれています。学校や予備校の授業で先生が解説する内容を理解することが最重要なので、理解できていないところは積極的に質問するようにしましょう。

資料集・地図帳を活用する

自然現象を学ぶので、イメージが湧かないと理解に繋がりません。図や写真を見ることでイメージに繋がるため、資料集に目を通しましょう
また、地理は場所を聞かれる科目なので、地図帳で場所の確認も徹底しましょう。「広がる境界はどこか」「アフリカ南西部は何気候か」と聞かれた際、頭の中で場所を思い浮かべる⇒言葉で説明できるようにすることが理想です。
一度で場所を覚えられる人は少数派。場所を覚えることが苦手な人でも、地図帳を何度も見ていれば自然と把握できるようになります。「地図帳を見る回数が得点に直結する」と言っても過言ではありません。

用語・場所を説明できるようにしよう

最後に、「用語・場所を説明できるように学んでおく」ということです。
一問一答で、「問:氷河が形成したU字谷が、沈水することでできる海岸地形は何か?」という問題があるとします。
まずは問題を見て、「フィヨルド」と答えられるように知識の確認をしましょう。仕上げに、今度は答えの「フィヨルド」を見て、問題文の説明を自分でできるようにしましょう。その際、「フィヨルドはどこにみられるか」も答えられるようにしておくことが理想です。

【大学受験 地理】地形・気候が苦手!どうやって学習すればいい?~まとめ

今回は、自然地理の分野の攻略法について解説をしてきました。苦手にしている人が多いからこそ差がつきます。ぜひ3つの方法を試してみましょう。

四谷学院では夏期講習の「共通テスト地理」や「まだ間に合う!地理徹底復習」で自然地理学を原理から説明し、演習を行い効果的に得点に結びつけます。地形・気候は他の分野にも結び付きます。夏の間に身につけて受験を有利に進めましょう。

タイトルとURLをコピーしました