こんにちは、四谷学院の奥野です。
みなさん、センター試験の出願は済ませましたか?
センター試験は、1月。
今回は、毎年54万人以上が受験すると言われるセンター試験について、お話しします。
目次
センター試験ってどんなもの?
センター試験の正式名称は、「大学入試センター試験」です。「センター試験」の方がなじみがあるかもしれませんね。
このセンター試験、実は基礎的な内容の出題がほとんどです。高校の教科書レベルの内容が理解できていれば解ける内容となっています。
「早く・正確に解く力」が必要
センター試験の特徴をまとめてみましょう。
センター試験の特徴
(1)基礎的な問題が多い。
(2)問題数が多く、時間内に解き終わるのが厳しい科目もある。
(3)英語を受験する場合、リスニング試験が必須。
(1)基礎的な問題が多く、いじわるな問題や引っ掛け問題はないと考えてよいでしょう。
しかし・・・
問題が基礎的だからと言って、侮ってはいけません。
(2)「問題数の多さ」がセンター試験の一番のネックとなります。
時間配分をしっかりと意識して問題を解く!
これが、センター試験攻略のカギとなります。
カコモン対策の留意点
必ず時間を計って問題を解く
センター試験は問題数が多い分、時間配分がキーポイントになってきます。
過去問題を解く際にも、本番と同じく制限時間内に終わらせるように練習しましょう。
1問あたりにかける時間を決めておく
全体の所要時間だけでなく、問題あたりにかけられる時間も把握しておきましょう。
自分の得意・不得意の分析と並行して、時間配分を考えると合理的です。
わからない問題はいったん飛ばす
わからない問題があったら、「いったん飛ばして、あとで戻る」を習慣にしましょう。
そこで、余計な時間を使ってしまい、正解できるはずの問題に手が回らなくなってはモッタイナイ!
問題用紙に解答を残す
マークシートに回答をマークするだけでなく、問題用紙にも回答をチェックしておくように癖をつけましょう。自己採点のときに役立ちます。
「解ける問題から解く」を習慣付ける
頭ではわかっているけど、なかなか実践できないのが、
解ける問題から解くということです。
模試を受験したときに
「あの問題に時間を掛けて過ぎたから、最後まで終わらない!」
「得意分野の問題だったのに、時間がなくて手が付けられなかった。」
なんて、悔しい思いをしたことがあるのでは?
入試は100点を目指す試験ではありません。
合格点を取れれば、入りたい大学に入れるのです。
わからない問題は飛ばして、解ける問題から解くように習慣づけておきましょう。
自己採点もとても重要
「マーク模試」を受験した後、自己採点をしていますか?
その自己採点にミスはないですか?
もし、していないならば、必ず自己採点しましょう。
もし、自己採点にミスがあるのなら、カコモン対策時にマークミスをなくす練習をしましょう。
センター試験の過去問題対策を行うときには、マークシート、問題用紙両方に解答を残します。これを毎回することで、当日のミスをなくすことができます。
センター試験の正解は、翌日の新聞に掲載されます。
この正解をもとに自己採点を行ってください。国立大学の受験者は、どこの大学に出願するかを決める大事な判断材料となりますし、私立のセンター利用入試においても合否の可能性がわかります。
もし、自己採点ミスがあると、正確な判定が得られず、出願校の判断を誤る恐れがあります
日ごろから、マーク模試・過去問対策の際は、必ず問題用紙にも解答を記すように習慣付けておきましょう。
「理科」「社会」の第一解答科目に注意
最後に、センター試験の「理科」「社会」を受験する上での注意点をお話ししておきます。
センター試験の出願をするときに、注意が必要だった教科は、理科と社会ですよね。
出願時には、それぞれの教科の科目数のみを登録します。
よって、当日、受験する科目を変更しても問題ありませんし、どの順番で解いてもかまいません。
しかし、大学によっては、「第一解答科目を優先する」としている大学があります。
この場合、たとえ第二解答科目の方が高得点だったとしても、第一解答科目の点数が合否に用いられます。
みなさんが出願する大学では、どのようなルールとなっているか、必ず確認しておきましょう。
センター試験は、過去問題を比較的簡単に入手することができます。
過去問題対策の留意点を参考に、しっかりと準備をして、センター試験本番に臨みましょう。
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