【物理】力学がもっとできるようになるためのコツ【力学マスターを目指す】

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こんにちは、四谷学院の山中です。

この記事では、物理の力学を得意にしたい!という方にコツをお伝えします。
物理を自分の強みにしたい!
物理をもっと深めたい!
という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

問題文に書かれていることを、隅々まで考察する

まず、あなたにカンタンな質問をします。
物理の問題を解くときに問題文をきちんと読んでいますか?

こう聞かれると、「読まないと解けないでしょう」と言いたくなりますよね。しかし、物理の問題文の中には、当たり前に書いてあるけど実は深い内容であるようなことが、いたるところに散らばっています。

たとえば

問題文に「軽い糸」「糸の質量は無視できる」と書いてある場合「糸の張力はどこでも同じ」として式を立てるよう教わるはずです。

その理由を考えてみましょう!

糸に注目して運動方程式(質量×加速度=合力)を立てると、質量=0とみなすから合力=0、つまり糸が両端で引っ張られる力の大きさが等しいですね。

問題を解くときに、「糸の張力はどこでも同じ」としていいのは「軽い糸」と書いてあるからということですね。

入試問題では、糸の質量を無視しない問題が出てくることも十分あり得ます。そんな問題を目の前にしたとき、「あ、これは単純に『張力が同じ』としてはだめだな」と思えるかどうか。これが結果を大きく左右します。

今回挙げた例に限らず、こういった考察を普段からどれだけしているかで、物理の実力は大きく変わってきます。「物理の苦手な人に丁寧に説明できるか?」という視点で考察をしてみてくださいね。

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