共通テスト後に受験生がやるべき3つのこと

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こんにちは。四谷学院の奥野です。
2023年1/14(土)・1/15(日)の2日間で、令和5年度の大学入学共通テストが実施されました。
毎年、受験生のほとんどが受けると言われる共通テスト。今年の共通テストの志願者数は、51万人強となりました。

これから私大の受験が本格化し、国公立の受験も待ち構えています。
「共通テストが本格的な受験のスタート!」なんです。

今回は、共通テストの後にやるべきことについてお話ししていきます。

共通テスト後にやるべきこととは?

共通テストを本格的な受験のスタートと考え、それに向けて対策を行い、努力を積み重ねていた人は多いですよね。

ただ、共通テストに照準を合わせすぎたことにより、共通テストを受けた直後、やや気が緩んでしまう生徒も少なからずいます。
共通テストが終わってすぐ受験がやってくる私大医学部を受験する人などは例外ですが、以下のように考えてしまう人がいるのです。

「とりあえず、無事に受験が始まったな」
「いよいよ始まった!さぁここからどうしよう」

お茶をすすってコタツでくつろいでいるくらい、のんびりしたセリフですね。
受験がスタートしたのですから、ここから先はとにかくスピード命です。

共通テスト後にやるべきこと

自己採点

まず一つ目は、共通テストの自己採点です。

・・・当たり前じゃん・・・

全員そう感じてくれているのであれば嬉しいのですが、時々「過去は振り返らない」と言って自己採点をしない人がいます。
しかし、共通テストの自己採点を行い、共通テスト利用で出願した大学の判定が分かるだけでも、その後のメンタルは桁違いに良くなります。
思うように点数が取れていなかったとしても、共通テストで出題された範囲が私大でも出題されるというケースもあるので、きちんと自己採点をして、結果を分析しましょう。

共通テスト後でも共通テスト利用入試の出願ができる大学もあるので、各科目の得点や配点を考慮すれば、合格の可能性を広げることもできます。

出願校の確定

国公立志望の人は、共通テスト後はもちろん出願大学を確定する必要があります。
前期・中期・後期、出願できるのはそれぞれ1つ。人生の選択ともいえる出願なので、迷って当然です。

そんな時は、以下のように考えるのがオススメです。

●共通テストの結果が良かった場合
共通テストの配点比率が高い大学に出願した方が有利に働くことが多い
●共通テストの結果が思わしくなかった場合
2次試験の配点比率が高い大学に出願した方が逆転合格の可能性が高まる

迷ったら共通テストと2次試験の配点比率を見比べて考えましょう。
赤本に昨年度の合格者最低点が記載されている大学が多いので、それを基に計算すれば、自分が2次試験でどのくらい取れば良いのかの目安が分かります。

2段階選抜の確認

国公立志望の人は最後に、2段階選抜の有無を確認しましょう。
2段階選抜とは各大学が2次試験を受験できる人数を制限する制度のことです。
出願者数が予告倍率(または人数枠)を超過した場合に実施されます。共通テストの成績によって、第1段階の通過者(2次試験を受けられる人)が決まります。

全ての大学で2段階選抜を実施するわけではありませんし、超過人数がわずかの場合は予告していても実施しない大学もあります。
まずは、出願を考えている大学が2段階選抜を予告しているかを調べ、そのうえで自分の成績で通過できるかを調べましょう。

共通テスト後は、怒涛のような勢いで受験が進んでいきます。
予想以上に点数が取れた人も、予想外に点数が取れなかった人も、一喜一憂している場合ではありません。
共通テストはあくまでただのスタートライン。
みなさんの受験はここから先が重要になってきます。短い期間ではあるにせよ、無計画に突っ走れば突破できるものではないので、今回紹介したポイントを意識しつつ、過ごしてみてください。

四谷学院は、最後までがんばるあなたを応援します!

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