もしかしたら、志望校に合格するためには、ただひたすら勉強すれば良いと思っているかもしれません。
しかし、本当にそうでしょうか?
限られた時間のなかで合格に必要な学力をつけるには、勉強の戦略が必要です。
そこで今回は、大学受験を成功に導く秘訣をお話しします。
また、受験生が陥りやすい失敗パターンもご紹介するので、自分の勉強方法に自信がない方は、ぜひ参考にしてください。
目次
大学受験成功の秘訣
大学受験成功のために、特別なことをする必要は必ずしもありません。
ただ、これから紹介する秘訣を意識するだけで、合格がぐっと近づくはずです。
完璧主義はNG!効率よく勉強する
完璧を目指す必要はありません。
苦手な分野があっても、得意な分野でフォローすれば大丈夫だからです。
また、成績が頭打ちの科目・伸びしろがない科目を見極めることも大切です。
試験本番までの時間は限られているため、同じ勉強時間で効率よく成績アップがねらえる科目に力を入れましょう。
全科目満点でなくても、大学入試には合格できます。総得点で合格ライン突破を目指しましょう。
スモールステップを積み上げる
勉強ができる人の多くは、基礎固めに力を入れています。
基礎ができていなければ、応用問題が解けないことを、きちんと理解しているからです。
確実に基礎学力をつけるためには、わかるところまでさかのぼり、スモールステップを積み上げていかなければなりません。遠回りに思えるかもしれませんが、基礎がしっかりしてくれば、難しい応用問題にも対応できるようになります。
自分の弱点を知る
自分の弱い部分を知ることも大切です。
ただし、苦手な分野を列挙するだけでは意味がありません。
・できないのはなぜか?(例:解答時間が足りない・ケアレスミスが多いなど)
・何が不足しているのか?(例:理解力不足・解答力不足など)
といった点を冷静に分析し、改善点を探りましょう。
弱点を直視するのはつらいことかもしれません。
しかし、できないからといってあきらめる必要はありません。弱点を足掛かりとして、大きく飛躍しましょう。
自分に合う勉強スタイルを早めに確立させる
使いやすい参考書・勉強しやすい場所や時間・最適な就寝時間など、自分に合うスタイルを早めに確立して、受験勉強に集中できる環境を用意しましょう。
もっとも、どの方法が合うかは人それぞれです。
他人の意見に惑わされず、自分にとってベストなスタイルを見つけるようにしてください。
ただし、睡眠時間を極端に短くするのはNGです。
集中力を維持して健康を保つためにも、7~8時間は寝るようにしましょう。
上手に気持ちを切り替える
受験勉強は長期戦なので、メンタル面にも配慮が必要です。
たとえば、成績が伸びないときや模試の結果が悪いときなど、ネガティブな気分のときは、勉強をしてもはかどりません。1日ゆっくり休むなどして上手に気持ちを切り替えましょう。志望校のパンフレットなど、気持ちが上がるグッズを用意しておくのも良い方法です。
自分なりの気持ちの切り替え術を用意し、心身ともに健康な状態で受験に臨みましょう。
大学受験失敗のパターンも知っておいて!
大学受験に成功するためには、失敗パターンも知っておくべきです。
下記の項目に心あたりがある方は、勉強方法を見直しましょう。
勉強時間が足りない
受験勉強で大切なのは、勉強の質と時間です。どれほど質の高い勉強をしていても、時間数が圧倒的に足りなければ、合格を勝ち取ることは難しいかもしれません。
学校や予備校までの移動時間、起床後のほんの少しの時間を勉強にあてるだけでも、長い目で見れば大きな差になります。
勉強時間が足りない自覚がある方は、まず5分でいいので、勉強時間を増やしてください。
これを一年間続ければ、今より30時間多く勉強時間が確保できます。
自分で勉強する習慣がない
受け身の勉強ばかりで自分から勉強する習慣のない人は、成績が伸びづらいです。
復習ができないために間違いを次に活かすことができず、同じミスを繰り返しがちだからです。
また、勉強が学校まかせになるため、志望校の出題傾向に合わせた受験対策を講じることも難しくなります。
受験するのはあなた自身です。
予備校なども積極的に活用して、志望校合格を目指しましょう。
インプットばかりでアウトプットしない
受験に必要な知識を身につけるために、インプットは欠かせません。
しかし、試験に合格するのは、インプット量の多い人ではなく上手にアウトプットできる人です。
インプットのみで勉強したつもりになっている人は、要注意です。アウトプットにも力を入れ、きちんと知識を定着させましょう。
無駄な時間が多い
スマートフォンなどを利用する時間が増えると、やはり勉強時間にも悪影響がおよびます。
そして勉強時間が減ると、睡眠時間を削って勉強するなど無理をしがちです。
勉強時間を確保して規則正しい生活を送るためにも、スマートフォンなどで無駄な時間を過ごすことがないようにしましょう。
すき間時間がある場合は、スマートフォンではなく単語帳や参考書を手にしてください。
慣れるまでは大変ですが、その努力は必ず結果にあらわれてきます。誘惑に負けて志望校合格を逃すことがないように、気持ちを引き締めましょう。
すぐにあきらめる
どれほど勉強しても成績が伸びなかったり過去問が解けなかったりすることはあります。
でも、そこであきらめてはいけません。気持ちを切り替えて弱点に立ち向かい、志望校に合格しましょう。
四谷学院で大学受験を成功させよう!
今回は、大学受験成功の秘訣をいくつかご紹介しました。
しかし、秘訣をすべて実践するのは大変なことです。大学合格に向けて勉強を効率よく進めたいならば、四谷学院にご相談ください。
四谷学院のダブル教育ならば、科目別能力別授業でしっかり基礎を固め、55段階個別指導でアウトプットに必要な解答力のアップが可能です。
学習計画の立て方や弱点克服などの悩みには、プロの受験コンサルタントが個別に対応します。サポート万全の四谷学院で、大学受験を成功させましょう!