四谷学院で合格した先輩の保護者の体験記をご紹介するこのコーナー。
今回ご紹介するのは、鳥取大学医学部医学科に合格したさんのお母様のストーリーです。
進学校で課題が多く、部活と学校の両立も大変な中で、効率的な受験対策ができました。受験コンサルタントの先生も子供と親の希望をよく理解してくださり、大変心強かったです。
保護者インタビュー
実際に、お話を聞いてみました。
入学前のお子様の状況を教えてください。
高3の5月か6月のインターハイまでクラブ活動があり、勉強との両立が課題でした。バスケットボールクラブは練習日数も多いのですが、勉強もクラブも頑張りたいと入学した学校であり、どちらも手を抜かずにやっていました。ただし、早くから医学部を志望しており、その大変さはよく聞いていましたので、とにかく少ない時間で効率的に受験のための勉強をしたいということで、本人が塾を探していました。授業でやっている範囲ではわからないことはないようにしているが、思うように点数がとれないようでした。私は医学部受験について詳しく分からなかったので、何をどのようにしたら良いのか知りたいと思っていました。
どのようなきっかけで四谷学院をお知りになりましたか?
クラブの応援に行ったとき、1学年上の保護者の方から紹介されたのがきっかけでした。集団授業を受けるスタイルだと受講可能な時間に受けたい授業があるとは限らず、大会前やテスト前には行けないこともありますが、四谷学院の55段階なら都合に合わせて必要な教科を勉強できるので、効率的だと思いました。
数ある中で四谷学院を選んでいただいた決め手は何でしたか?
「能力別クラス授業と55段階のセットが基本だが、55段階だけでも受講できる」というのが大きな決め手でした。やっているのに思うように点がとれないと言っている英語と数学は、全範囲をやっていく中で、曖昧な点がクリアになっていくのではないかと思いました。
学校の帰りに行きやすく、我が家からのアクセスも良いという場所、自習室が快適というのもポイントでした。塾によっては自習室の席数に限りがあり使いにくいところもありますが、いつでも使うことができて静かで集中できるので、見学時に宣言した通り、自習室に通い詰めておおいに活用させていただきました。
高3になった時点で医学部向けの授業のある他の予備校に通うことにしたのですが、そちらとの授業の配分も含めて相談に乗ってくださるとのことで、全般的なアドバイザーとしても頼りにできると感じ、四谷学院も続けて通うことにしました。
具体的にどのような点が良かったでしょう?
55段階をどんどん進めることでいただけた賞状や商品は、ひそかに励みになっていたようです。限られたコマ数のなかで「これが終わったら今度はこの教科」と受験コンサルタントの先生と相談して、本人の状況や希望に応じてコツコツ積み上げていくことで、基礎が固められたのではないかと思っています。
進学校で学校の課題も多く、ほとんどのクラブが高2で引退するので、高3になってからは受験勉強一色の周囲とのギャップと、時間のやりくりには苦労していたようです。クラブが終わってから自習室へ行き、閉室まで勉強していました。
お子様へのアドバイスや親として気をつけたことなどはありますか?
学習内容はまったく関与しておらず、本人と先生方にお任せしていました。模試に関しては、成績や判定に一喜一憂しないで、ミスした部分を分析して同じミスをしないようにすることが大切だと言いましたが、良い成績の時には夫婦で「すごいすごい」と言っていました。
医学部受験はわからないことが多く、本人に時間もないので情報収集は親の仕事だと思っていました。特に私立大学は校風、入試の出題傾向、小論文や面接のあり方等様々で、よく調べた上で受験校を選びました。web上の情報から、合同相談会、学校説明会、医学部専門予備校のセミナーなど可能な限り足を運ぶことで、それなりに把握できたと思います。実際に受験するにあたっては、出願に必要なものを準備したり、体調管理に目を配ったりと、とにかくマネージャーとして裏方に徹しました。
試験から合格までは、どのように過ごされましたか?
年明けから私大医学部の入試が始まると、とにかく忙しくて、決まったスケジュールをこなすのに精いっぱいという感じでした。本人はセンタ―対策、次に受ける学校の対策をとにかく続けました。センター試験は思うようにいかない科目もありましたが、それなりに得点できていて、昭和大学の合格も出ていたので、鳥取大学の推薦入試の合格は順当だったな、とほっとした気持ちが大きかったのが正直なところです。手続きを終えてから、自治医科大学と順天堂大学の合格発表があり、本人の努力が実力として身についていたことを嬉しく思いました。とはいえ、下宿先のアパートの契約などして東京に帰る飛行機で自治医科大学の合格を知ったときには、母娘で泣いてしまいました。倍率の高さや試験の難しさから半ばあきらめていましたが、強く憧れていた学校でしたので本当に泣く泣くの辞退でしたが、これも何かのご縁で、本人にとってのベストの道だったのでしょう。医師となってからでも地域医療には貢献できますし。
これから受験を迎える生徒の保護者へのメッセージをお願いします。
基本的には、子供のバックアップに徹するのが良いかと思います。週末は夫の車で自習室まで迎えに行き、他愛のない話をしたり、コンビニでスイーツを買ったりとリラックスできるように努めました。
他塾に通っていた上の子は、受験校の選定から勉強方法まで本人まかせでした。自宅では寝ていることが多く、こちらが焦ることが多かったのですが、その時相談できるところがあったら良かったのかもしれません。そこでは保護者の面談などもなかったような…。
四谷学院では面談で子供の現状を聞くことができ、わからないことも相談できるので、保護者も積極的に利用したら良いかと思います。我が家の方針を理解したうえで相談に乗ってくださるので、心強く感じました。
55段階はクラブに忙しい現役生には、おすすめなのではないでしょうか。娘のすすめ?でクラブの後輩も入塾しているようです。医学部受験は他学部以上に、受験の現状と学校別の対策が必要なので、保護者ができる範囲で手伝うと良いかと思います。
今後の大学生活やその後の人生において、お子様にどんな期待をされていますか?
自分の経験から「一人暮らしも勉強のうち」と思い、娘は慣れないながらも自炊をし、一人暮らしをしています。鳥取大学は同じように一人暮らしをする学生が大半のようで、助け合っているようです。バスケットボール部と地域医療研究部に入部し、勉強に部活にと忙しい日々が続きそうです。これから多くを勉強する中で、やりたいことをみつけて地域に根差した医師になってくれたらと思います。
予備校選びが合否を左右する
大学受験では、「予備校選びが合否を左右する」といわれます。
様々な予備校が存在する中で、どの予備校なら志望校に合格できるのか。
予備校選びを間違えると、時間もお金も無駄になってしまいます。
そんな大事な予備校選びを
「有名だから」と知名度で判断してよいでしょうか?
「東大合格者の数」で判断してよいでしょうか?
「予備校選びが合否を左右する」という言葉の意味は
自分に合わない予備校に入っても成績は伸びないということです。
授業の仕方や合格戦略は、予備校によって違います。
だから、「合う」「合わない」がある。
そこをしっかり見比べて、お子様に合う予備校を選んでいただけたらと思います。
四谷学院に特待生制度がない理由
四谷学院には、成績が優秀な生徒の授業料を割引・免除する「特待生制度」はありません。
それは、「ダブル教育」という独自のシステムでどんな生徒の学力でも伸ばすことができるから。
もともと成績が優秀な生徒を集めて「合格実績」を上げる特待生制度は必要ないのです。
そもそも特待生制度は、予備校が合格者数を宣伝するために設けている仕組みです。現在は多くの大学受験予備校が特待生制度を設けており、実際のところ難関大合格実績の大部分は特待生によるものと言われています。
特待生制度があることの弊害も指摘されています。割引や免除をされる特待生の授業料は、一般生が負担しなければなりません。それでもカバーできない部分は、講師の数を減らしたり、大教室に生徒を詰め込んで授業を行うことにより補われているのです。
予備校の実力とは、「元々成績が優秀な特待生による合格実績」よりも、「いかに学力を伸ばして志望校に合格させるか」だと、四谷学院は考えます。そして、どんなレベルの生徒も確実に学力を伸ばしています。
その実績は、「東大合格者○名」という数字ではなく、「どんな人がどれだけ成績を伸ばしたか」という一人ひとりの合格体験記でお伝えしています。
だれでも才能をもっている
「誰でも才能を持っている」「基本とは、簡単なことではなく、いちばん大事なこと」「楽しく勉強すれば学力はかならず伸びる」。これらは、創業以来変わらない四谷学院の教育理念です。私たちはこれからも特待生制度は設けず、現役・浪人を問わず、どんなレベルの生徒でも平等に質の高い指導を受けられるようにしていきます。