受験直前期になるとあせりがつのり、「とにかく勉強をしなければ!」と思いがちです。しかし、受験直前の大切な時期だからこそ、やらなければならないこと・絶対にやってはいけないことを見極めなければなりません。
今回は、受験で後悔しないために受験直前期にやるべきこと・避けなければならないことを、理由とともに解説します。
目次
受験直前期にやるべきこと!
受験直前期にやらなければならないのは、勉強だけではありません。試験当日に向けて、生活パターンの見直しもそろそろ始めましょう。
試験のスケジュールに合わせて朝型生活にリセット
共通テストも大学の二次試験も、午前中に試験がスタートします。夜遅くまで勉強をしている人は朝型に生活をリセットして、体調を整えましょう。
朝食を抜いている人も要注意。ご飯やパンなどに含まれる糖質は、脳のエネルギーとなる栄養素です。本番で実力を発揮するために、朝はしっかり食事を摂るようにしてください。
無理のない学習計画を立てる!予備校の冬期講習もフル活用
受験直前期はできるだけ多くの勉強をしたいものですが、無理な学習計画は禁物です。計画どおり進まないとあせりが生じ、自信喪失にもつながります。
効率良く勉強するなら、予備校の冬期講習などを活用しましょう。予備校の授業なら、試験で出題されやすい部分・受験生がミスしがちな部分など、ポイントをおさえた学習が可能です。自分で学習計画を立てる手間も省けるため、無駄な時間を使わなくてすみます。
苦手教科ばかり勉強しない!優先順位をつけて勉強する
苦手教科の勉強ばかりしていると、他の教科の勉強時間が十分にとれなくなります。たとえ苦手教科の点数を伸ばすことに成功しても、他の教科の点数が落ちてしまっては元も子もありません。
大学によっては、教科により点数配分が大きく偏っている場合もあります。今一度志望校の点数配分を見直し、優先順位をつけてバランスよく勉強しましょう。
受験直前期にやってはいけないこと!
次は、受験直前期だからこそやってはいけないことをピックアップします。
新しい参考書・問題集を使い始めるのはNG!
新しい参考書や問題集に手を出すのは、やめましょう。
テキストを変えてしまうと、前のテキストで間違えた問題の復習が十分にできず、同じようなミスを繰り返すことになります。また、この時期に新しいものに手を出すと、受験までに全部やり終えることができない可能性もあります。
今まで使ってきたテキストを何度も復習し、解法パターンをしっかり身に付けましょう。
アウトプットに必死になり過ぎて復習しないのはNG!
受験直前期になると、アウトプットにも多くの時間を割くようになります。しかし、大切なのは問題をたくさん解くことではなく、きちんと復習をしていくことです。
志望校の過去問も同様です。過去問は出題傾向を知るためにとても役立ちますが、解いたあとに復習をしなければ弱点の克服はできません。過去に受けた模試などで復習をしていないものがあったら、今のうちに何度も復習しておきましょう。
完璧を求めるのはNG!
完璧を求めすぎると、あせりや不安でメンタル面に悪影響が出てきます。
そして入試では、だれもが解けない難問や、解く必要がない問題も出題される場合が少なくありません。そのような問題まで完璧に解こうとすると、時間が足りなくなり、本来解けるはずの問題が解けなくなってしまうこともあります。
受験では、100%完璧な解答を目指すことよりも、100%の実力を出すことのほうが大切であることを忘れないようにしましょう。
入試直前期の学力アップも四谷学院におまかせ!
受験直前期はやるべきことが多いものの、間違った方向で学習をしてしまうと無駄な時間を過ごすことになってしまいます。「やるべきことがわからない」「無駄な勉強をしていないか心配」という場合は、四谷学院にご相談ください。
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