大学入試の総合型選抜とは?一般選抜との違いや選抜方式のパターンを解説

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この記事では、総合型選抜の特徴や、一般選抜との違い、選抜方式のパターンなどをご紹介します。

近年では、私立大学の8割以上が総合型選抜を実施しています。総合型選抜に興味のある方は、ぜひ本記事を読んで、進路決定の参考にしてみてください。

 

大学入試の総合型選抜とは?


総合型選抜とは、従来のAO入試のことです。

文部科学省による入試区分の名称変更によって、2021年度の入試からAO入試が総合型選抜と呼ばれるようになりました。この方式には、各大学や短大が定める「求める学生像」に合った受験生を採用する特徴があります。

 

総合型選抜と一般選抜との違い

総合型選抜の特徴は、古くから行われている一般選抜(従来の一般入試)と比べると非常にわかりやすいと思います。

 

学力よりも人物評価が中心の選抜方法

一般選抜の場合、学力試験を軸に選抜をしていきます。一方、総合型選抜の場合は、面接や小論文といった人物評価が中心です。具体的なパターンは後述しますが、学力試験についても、課す大学と課さない大学があります。

 

各大学独自の出願条件

一般選抜の出願条件は、以下の3つが一般的です。

・高校を卒業した者
・卒業見込みの者
・高校卒業と同等の学力を認められるもの など

一方で、総合型選抜の場合は、課外活動実績や成績などの独自基準が大学ごとに設定されます。

 

早めの選抜スケジュール

実施時期についても、以下の違いがあります。

・一般選抜:1月~3月頃
・総合型選抜:9月~翌2月頃

総合型選抜の場合、多くの学校で12月までに合否確定する傾向があります。

 

総合型選抜における3つのパターン

総合型選抜には、以下のように多彩な選考のやり方があります。

 

選抜型

難関大学や国公立大学に多いパターンです。

選抜型では、レポートや小論文、長文の自己推薦書などを課し、その内容をもとに面接を行います。たくさんの受験対策が必要となるため、受験生の負担が最も大きい種類であるといわれています。

 

対話型

私立大学に多いパターンです。正式出願やエントリーを通して複数回の面接・面談を実施。本人の意欲や志望動機、人物評価などを重視します。学力面の重要度が低いところが大きな特徴です。

 

実技・体験型

実技・体験型の総合型選抜とは、入試プログラム内に記載された以下のような体験への参加を出願条件とするものです。

・実験
・セミナー
・模擬授業

参加後はレポートや課題を提出し、その内容を見て面接などが行われます。

 

総合型選抜で大学受験をする場合の対策とは?


2021年度からは、従来のAO入試で使われていた大学入試センター試験の代わりに、大学入学共通テストが始まることになりました。総合型選抜の学力試験で共通テストの結果を使うときには、早いうちから基礎的な知識の習得が必要となります。

 

総合型選抜への対策は独学でも可能?

学力を重視しない対話型や実技型なら、独学でも受験できないことはありません。

しかし、小論文や面接対策の必要性を考えると、成績アップとAO対策の両輪でサポートできる、予備校の四谷学院に通うのがおすすめです。

 

小論文や志望理由書の対策にも強い

四谷学院は、小論文や志望理由書などの「文章」による選抜への対策にも非常に強いです。

小論文については、講習や特訓、クラス学習などによって年間通じて学べるようになっています。また、志望理由書作成講座は、夏期講習で毎年開講されています。文章を書くことが苦手な人は、完全個別の指導コースで講師の先生とマンツーマンで学ぶことも可能です。

 

総合型選抜対策なら予備校の四谷学院にご相談を

今回は、従来のAO入試である総合型選抜について解説しました。

この選抜方法における最大の特徴は、各大学側で独自の出願条件や選抜方法を設定できることです。総合型選抜を使った大学受験に向けてどのような対策をすべきかわからない人は、一般選抜を見据えた総合的な対策もできる、予備校の四谷学院にぜひご相談ください。

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