受験のプレッシャーを克服する方法とは?受験期の親との向き合い方

この記事は約4分で読めます。

受験本番が近付くと、「合格できるのか」「実力を発揮できるのか」といったプレッシャーを感じることでしょう。受験のプレッシャーは試験結果や体調に影響を与えかねないため、できる限り克服することが重要です。しかし、中には親の言動がプレッシャーになることも多く、どのように親と向き合えばいいか悩む受験生も多いはずです。今回は、プレッシャーを克服する方法と、親との向き合い方について解説します。

 

受験のプレッシャーを克服する方法

受験のプレッシャーは、考え方や意識を少し変えるだけで克服できます。以下の方法を実践すると、肩の力を抜いて受験に挑めるでしょう。

 

完璧主義をやめる

絶対に失敗してはいけない、本番で必ずいい点を取らなければ、と考える完璧主義な人は、プレッシャーを感じやすい傾向があります。「合格最低点をクリアできればOK」、と完璧を求めない考え方に変えると、肩の力がスッと抜けるはずです。

 

気持ちを切り替える

模試で思うような結果が出なかった場合、受験生なら誰でも落ち込んだり不安になったりするものです。どんなに思わしくない結果だとしても、済んだことと考え、気持ちを切り替えましょう。

気持ちの切り替えができずに引きずるタイプの場合、散歩などで体を動かす、深呼吸をする、音楽を聴く、何かを食べるなど、自身に合った気分がリセットされる行動を行うと効果的です。

 

模試で緊張に慣れる

模試を受験当日と考え、緊張した状態をあえて体験してみましょう。問題の解き方がすぐに出てこない、手が震えるなど、自分の緊張状態がどういうものかを知るためです。これを毎回の模試で行うと緊張に慣れ、試験当日でも落ち着いて解答できるでしょう。

 

睡眠をしっかり取る

睡眠不足のまま試験を受けた場合、脳がうまく働かない、交感神経が活発になって緊張や不安が高まるといったリスクがあります。睡眠不足はかえってプレッシャーを高める要因になるので、試験が近付いてきたら、早めに就寝することを心がけましょう。

 

受験のプレッシャーは体調不良の原因になる

受験のプレッシャーは学力や試験への影響だけでなく、体調不良の原因になる可能性もあります。

特にプレッシャーが強くなる試験当日は、下痢、頭痛、胃痛、吐き気といった症状に悩まされる受験生も少なくありません。また、試験当日に予想外に緊張した場合、突然の体調不良で集中力が低下し、「合格できるはずの大学に落ちた」という番狂わせが起こることもあるのです。

こういったリスクに対処するために、頭痛薬や胃腸薬などを持参すると効果的です。症状が出たときに服用するだけでなく、持っていることの安心感で緊張を和らげることができます。

 

親からのプレッシャーとの向き合い方

親は子供のことを心配するものですが、ピリピリしている受験中は親の何気ない言動でプレッシャーを感じるケースがよく見受けられます。
たとえば、勉強を頑張っているのに「ちゃんと勉強してる?」と聞かれる、遊びに行くことに対して小言を言われる、何かにつけて心配される、受験のことを毎日話題に出されるなど、子供の立場では「嫌だ」と感じるはずです。

こういった親の言動に向き合うには、親の言動が嫌だという気持ちを正直に伝えることがポイントです。「心配されるとプレッシャーになる」「大丈夫と聞かれると逆に不安になる」「勉強ばかりでたまには遊んで気分転換をしたい」など、自分の考えや状況をありのままに伝えましょう。

また、親とのコミュニケーションを常に取っていると、親の不安も解消され、プレッシャーになる言動が自然と減っていきます。1人で抱え込むとかえって親は心配するため、自分の現状を隠さずに話すことを心がけましょう。

 

受験のプレッシャーは、考え方と行動で克服しよう!

受験のプレッシャーは誰にでも起こるものと考え、克服できるように対策することが重要です。プレッシャーは試験結果や体調に影響するので、完璧主義をやめる、気持ちを切り替える、緊張に慣れるなど、意識や行動を変えると効果的です。また、親の何気ない言動がプレッシャーになる場合、自分の気持ちを素直に伝え、コミュニケーションを十分に取ることを心がけましょう。

四谷学院では、進路相談をいつでもできる受験コンサルタントを始め、勉強だけでなく、メンタル面でのサポートも行っており、万全の態勢で受験を支援しています。四谷学院では、資料請求や説明会も行っているので、ぜひご検討ください。

タイトルとURLをコピーしました