予備校の授業を切るとどうなるの?!合格率への影響はある?

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志望校に合格するために通い始めた予備校ですが、つい授業を切りたくなってしまうことがあるかもしれません(切る=意図的に欠席すること)。

予備校の授業を切ったとき、志望校の合格にはプラスに働くのでしょうか?それともマイナスが大きいのでしょうか?

今回は、授業を切りたくなる理由や、授業を切るメリット・デメリットを踏まえて、授業を切りたくなったときにはどのように考えるのが良いかを解説します。志望校合格のために、焦りや不安もあるかと思いますが、きちんと方向性を決めて学習することで合格の可能性を高めることができるでしょう。

 

予備校の授業を切りたくなるのはなぜ?

学生に授業を切る理由を質問すると、だいたい以下のような返答が返ってきます。

 

  • 授業に出るのが面倒だから
  • 授業に出てもメリットがないから
  • 疲れていたから

 

予備校に通うのは義務ではないので、休むときにも抵抗を感じにくいという声もあります。また、受験に向けて時間が限られている状況で、焦りを感じているケースもあるでしょう。

 

予備校の授業を切るメリット・デメリットについてもしっかり考えてみよう

しかしながら、上記の理由はどちらかといえば主観的・感情的なものです。

予備校の授業を切ることの良し悪しを判断するには、客観的なメリット・デメリットについてしっかりと考えてみる必要があります。

 

メリットとしては、空いた時間で学習(自習)を行うことができる、という点が挙げられます。

たとえば、授業の進行スピードが自分のペースと合わなかったり、苦手科目に集中して着手する時間を確保したかったりするときには、授業に出席するよりも自習をしたほうがストレスなく学習を進められるかもしれません。しかし、授業の進度が合わないように思えても、授業の中で解法のヒントなどを学べるので、「授業が自分に合っていない」と先入観を持たずに判断することが重要です。

 

反対にデメリットとしては、以下の点があります。

 

  • サボり癖がついてしまう
  • 先生との信頼関係が薄れてしまうことがある
  • 学習が偏る可能性がある

 

特に、先生との信頼関係が薄れてしまうと、気軽に質問をしにくくなることもあり、大きなデメリットになってしまうことがあります。

 

努力して解決できる理由なら、授業にはしっかり出ていておいたほうがベター

授業を切ることの是非についての絶対的な答えはありませんが、どちらかといえば授業は切らずに出席したほうがベターです。というのも、授業を切ってしまうと志望校の合格率が下がってしまう傾向にあるからです。

最初は空いた時間に効率よく学習をしようと思っていても、人は誰しも楽なほうを選んでしまうもの。授業を休んでしまうと、ついさぼって遊んだり好きなことをしたりしたくなってしまいます。授業に出席して、学習の習慣をきちんと維持するためには、「疲れているから」「面倒だから」「やる気が出ないから」といった理由から欠席するのは避けたほうがいいでしょう。

 

まとめ

「予備校の授業を切りたい」と思ったときには、まず自分がなぜそのように思ったのかをしっかり考えてみましょう。

授業を休んだとしても、代わりに効率の良い学習を継続して続けることができれば、授業を切ることが悪いとは言い切れません。ただ、授業を欠席して休む癖がついてしまうと、学習のリズムが乱れてしまいます。そして、合格が遠のいてしまいます。

ですので、できる限り授業には出席するように自分自身を奮い立たせてみてください。

また、四谷学院では、学習相談も随時受け付けています。「授業に出る気がしない」といった相談にも対応しています。また、講師の先生と距離感が近いので学習の質問もしやすく、予備校で学習するメリットを実感していただけるはずです。

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