こんにちは!四谷学院の奥野です。
早稲田大学は、東京都新宿区にキャンパスを構える私立大学です。大隈重信が1882年に創立した「東京専門学校」が前身で、1902年に「早稲田大学」に改称されました。
慶應義塾大学とともに「私学の雄」とされ、最難関私立大学の一つとしても広く知られています。
この記事では、早稲田大学の偏差値や難易度、入試の特徴や、合格のための勉強方法について解説します。早稲田大学の受験をお考えの方や、勉強しているのに成績が伸び悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
※本記事に記載されている情報は2025年3月24日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。
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早稲田大学の概要
早稲田大学は教育の基本理念を示す早稲田大学教旨において、「学問の独立を全うし、学問の活用を効し、模範国民を造就するを以て建学の本旨と為す」と宣言しています。
「学問の独立」とは、権力や時勢に左右されずに教育・研究を行うこと、「学問の活用」とは、学問を現実に活かし日本の近代化に貢献すること、「模範国民の造就」とは、豊かな人間性をもった地球市民を育成することを表します。
この教旨を体得するために、早稲田大学ではアドミッション・ポリシーとして入学志望者に以下を求めています。
入学前に身につけることを求める能力
本学を志望する者には、入学前に以下の能力・素養を身につけてもらいたい。
初等・中等教育段階では
- 本学の教養教育および専門教育の基礎となる水準の知識・技能
- 本学での学修に必要となる論理的思考力・判断力・表現力
- これらを身につけるための主体性・協働性
また、本学の理念に沿った
- 進取の精神に富んだ旺盛な知的好奇心とそれから導かれる独創性
- 自主独立の精神と他者への共感を育む豊かな感性
- 社会に貢献する強い意志を支える高い勉学意欲
これらを育んでおくことを期待したい。
入学前に学習しておくこと
本学で学ぶ者には、在学中および将来にわたって、深い教養を高い水準で身につけていく姿勢が求められる。したがって、文理を超えて幅広い教科・科目などを学習し、さらに、多様かつ深い学習経験を継続的に積みあげてもらいたい。世界の様々な地域で社会に貢献できる能力・素養の基礎を、入学前に培っていることを期待したい。
アドミッション・ポリシーは、学部ごとにも定められています。詳しくは、大学公式ホームページの各学部・研究科の理念・3つのポリシーをご確認ください。
早稲田大学には4つの主要キャンパスがあり、それぞれ以下の学部が使用します。
早稲田キャンパス:政治経済学部、法学部、教育学部、商学部、社会科学部、国際教養学部
戸山キャンパス:文化構想学部、文学部
西早稲田キャンパス:基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部
所沢キャンパス:人間科学部、スポーツ科学部
大学名:早稲田大学
設立年:1882年
学生数:38,987人(2024年5月1日時点)
所在地:
- 早稲田キャンパス
〒169-8050 新宿区西早稲田1-6-1 - 戸山キャンパス
〒162-8644 東京都新宿区戸山1-24-1 - 西早稲田キャンパス
〒169-8555 東京都新宿区大久保3-4-1 - 所沢キャンパス
〒359-1192 埼玉県所沢市三ケ島2-579-15
X(旧Twitter):@waseda_univ
YouTubeチャンネル:@wasedaPR
Instagram:waseda_university
早稲田大学の学部別偏差値と難易度(レベル)
Benesseの大学受験・進学情報「マナビジョン」のデータでは、早稲田大学の偏差値は65~76、大学入学共通テストの得点率は79~94%となっています(2025年3月24日時点)。
学部別の偏差値は以下のとおりです。
学部 | 偏差値 |
政治経済学部 | 75 |
法学部 | 75~76 |
教育学部 | 66~73 |
商学部 | 73 |
社会科学部 | 73~75 |
国際教養学部 | 72 |
文化構想学部 | 73~76 |
文学部 | 73~76 |
基幹理工学部 | 68 |
創造理工学部 | 66~68 |
先進理工学部 | 67~68 |
人間科学部 | 67~72 |
スポーツ科学部 | 65~71 |
参照:早稲田大学/偏差値・共通テスト得点率(入試難易度)【2025年度入試・2024年進研模試情報最新】|マナビジョン|Benesseの大学受験・進学情報
早稲田大学と近い偏差値・難易度(レベル)の大学
ここでは、早稲田大学と近い偏差値・難易度(レベル)の大学をいくつかご紹介します。
■偏差値の近い大学「政治経済学部」
慶應義塾大学 経済学部(偏差値76)
上智大学 経済学部(偏差値65~73)
国際基督教大学 教養学部(偏差値72)
■偏差値の近い大学「文学部」
慶應義塾大学 文学部(偏差値74)
国際基督教大学 教養学部(偏差値72)
上智大学 文学部(偏差値67~71)
■偏差値の近い大学「基幹理工学部」
慶應義塾大学 理工学部(偏差値67~68)
東京理科大学 理学部第一部(偏差値63~66)
上智大学 理工学部(偏差値63~65)
早稲田大学の入試の特徴
早稲田大学では、学部ごとに複数の選抜方法が用意されています。ここでは、主な選抜方法をご紹介します。
一般選抜
早稲田大学が独自に実施する試験による選抜で、すべての学部が対象です。
大学独自試験のみの方式のほか、独自試験と英語4技能テストのスコアを利用する方式、大学入学共通テストを組み合わせる方式があり、学部・学科によって実施する方式が異なります。
大学入学共通テスト利用入試
大学入学共通テストの成績のみ、もしくは大学入学共通テストの成績に加えて、大学独自の書類選考を行う選抜方法です。政治経済学部・法学部・社会科学部・人間科学部・スポーツ科学部で実施されます。
総合型選抜(日本語による学位取得プログラム)
出願書類、筆記試験、面接などを組み合わせて総合的に合否を判定する選抜方法です。以下の入試方式が実施されています。
- 地域探究・貢献入試
- 社会科学部 全国自己推薦入試
- 創造理工学部 早稲田建築AO入試
- 先進理工学部 特別選抜入試
- 人間科学部 FACT選抜入試
- スポーツ科学部 総合型選抜Ⅰ群
- スポーツ科学部 総合型選抜Ⅱ群
- スポーツ科学部 総合型選抜Ⅲ群
- スポーツ科学部 スポーツサポート歴入試
早稲田大学では、上記以外にも学校推薦型選抜や総合型選抜(英語による学位取得プログラム)、帰国生・外国学生を対象とした入試などが用意されています。
それぞれの選抜方法に関する詳細は、大学公式ホームページの入試制度一覧をご確認ください。
早稲田大学の入試科目別の出題範囲とその対策
早稲田大学合格を目指すなら、試験問題の特徴や傾向をつかんでおく必要があります。ここからは、早稲田大学の一般選抜における各科目の試験問題の特徴や、その対策をご紹介します。
外国語(英語)の対策と勉強法
外国語(英語)は試験時間が60~90分で、学部別の出題となっています。
いずれも内容は極めて高度で、単語や熟語は大学受験レベルをはるかに超えるものが使われることがあります。英文の高度な読解力を身につけたうえで、出題形式に慣れておきましょう。
以下の記事では、早稲田大学の英語の入試対策について、学部別に詳しく解説しています。
【2023最新】早稲田の英語 入試対策 学部別の特徴と難易度を解説!
国語の対策と勉強法
国語は試験時間が60~90分で、学部別の出題となっています。
難度は大学受験の中でもトップレベルで、出題内容に独特のクセがあります。長文問題のボリュームが大きいので、時間配分を意識して長文を読みこなす力を身につけておきましょう。また、漢文はほとんどの学部で出題されるため、対策が必須です。
地歴公民の対策と勉強法
地歴公民は試験時間が60分で、学部別の出題となっています。
以前、早稲田大学の地歴公民では、並大抵の知識量では太刀打ちできない難問が出されていました。しかし、近年では必要とされる知識量自体は標準的なものとなり、より思考力を問う問題が出されるようになっています。
理解を深めるために、暗記に頼らず、事象の因果関係を考える習慣をつけておくことが大切です。
以下の記事では、早稲田大学の地歴公民の入試対策について解説しています。
【2024年度最新】早稲田の世界史 入試対策 学部別の特徴と難易度を解説!
早稲田大学の日本史【学部別】傾向と対策
早稲田大学教育学部 地理の入試対策!合格点を取る方法を解説します
文系数学の対策と勉強法
文系数学は試験時間が60~90分で、学部別の出題となっています。
基本的には標準レベルの問題が出されますが、商学部では高難度の問題が出されることもあります。計算力を高めておくことや、過去問を利用して出題傾向に慣れておくことが必要です。
理系数学の対策と勉強法
理系数学は試験時間が60~120分です。出題は学部別ですが、理工3学部は共通になっています。
微分法・積分法など数学Ⅲからの出題があるうえに、難度の高い証明問題も出されるため、演習を重ねておくことが大切です。
以下の記事では、早稲田大学の文系・理系数学の対策について解説しています。
【2024年最新】早稲田大学の数学対策 | 大学入試数学
理科の対策と勉強法
理科は試験時間が60~120分です。出題は学部別ですが、理工3学部は共通になっています。
教育学部の理科の難易度は標準~やや難レベルです。ミスのないよう、確実に得点を重ねましょう。
理工3学部の理科は標準レベルの出題もありますが、科目によっては高難度の出題もあります。問題数・計算数が多いため時間配分を意識し、基礎を完璧にしたうえで演習を繰り返すことが大切です。
早稲田大学の試験の概要
ここからは早稲田大学の入試の概要を解説します。
出願資格について
早稲田大学の出願資格は、選抜方法ごとに定められています。一般選抜および大学入学共通テスト利用入試の出願資格は、次のとおりです。
(1)高等学校もしくは中等教育学校を卒業した者、または入学年の3月卒業見込みの者
(2)特別支援学校の高等部もしくは高等専門学校の3年次を修了した者、または入学年の3月31日までに修了見込みの者
(3)学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者、または入学年の3月31日までにこれに該当する見込みの者
a.外国において、学校教育における12年の課程を修了した者、または入学年の3月31日までに修了見込みの者、またはこれに準ずる者で文部科学大臣の指定した者
b.文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了した者、または入学年の3月31日までに修了見込みの者
c.文部科学大臣の指定した者
d.高等学校卒業程度認定試験規則による高等学校卒業程度認定試験(旧規程による大学入学資格検定を含む)に合格した者、または入学年の3月31日までに合格見込みの者で、入学年の3月31日までに18歳に達する者
e.高等学校卒業程度認定審査規則(令和4年文部科学省令第18号)による高等学校卒業程度認定審査に合格した者
f.専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る)で、文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者、または入学年の3月31日までに修了見込みの者
g.その他本学において、個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で入学年の3月31日までに18歳に達する者
詳細やそのほかの選抜方法における出願資格については、最新の入学試験要項をご確認ください。
入試日と出願の受付期限
入試日と出願期間は、選抜方法によって異なります。ここでは、2025年度の一般選抜の日程をご紹介します。
学部 | 出願期間 | 試験日 |
政治経済学部 | 2025年1月6日(月)~1月20日(月) | 2025年2月20日(木) |
法学部 | 2025年2月15日(土) | |
教育学部 | 2025年2月19日(水) | |
商学部 | 2025年2月21日(金) | |
社会科学部 | 2025年2月22日(土) | |
国際教養学部 | 2025年2月13日(木) | |
文化構想学部 | 2025年2月12日(水) | |
文学部 | 2025年2月17日(月) | |
基幹理工学部 | 2025年2月16日(日) | |
創造理工学部 | 2025年2月16日(日) ※建築学科のみ空間表現試験は2025年2月17日(月) | |
先進理工学部 | 2025年2月16日(日) | |
人間科学部 | 国英型・数英型:2025年2月18日(火) 数学選抜方式:2025年2月8日(土) | |
スポーツ科学部 | 2025年2月23日(日) |
参照:早稲田大学 2025年度 入学試験要項 一般選抜・大学入学共通テスト利用入試(PDF)
入試科目や配点
ここからは、早稲田大学の一般選抜における入試科目と配点を、一部学部を抜粋してご紹介します。なお、以下のデータは2025年度試験の内容です。詳しくは、大学公式ホームページや最新の入学試験要項をご確認ください。
<政治経済学部>
教科・科目名 | 配点 | |
大学入学共通テストで課す科目 | <必須3教科3科目> 国語:『国語』 数学:①『数学Ⅰ,数学A』②『旧数学Ⅰ,旧数学A』から1科目 外国語:①『英語』②『ドイツ語』③『フランス語』から1科目 | 75 (各科目25) |
<選択1教科1科目> 以下より1科目を選択 地歴・公民:①『歴史総合,世界史探究』②『歴史総合,日本史探究』③『地理総合,地理探究』④『公共,倫理』⑤『公共,政治・経済』⑥『旧世界史B』⑦『旧日本史B』⑧『旧地理B』⑨『旧現代社会』⑩『旧倫理』⑪『旧政治・経済』⑫『旧倫理,旧政治・経済』 数学:①『数学Ⅱ,数学B,数学C』②『旧数学Ⅱ・旧数学B』 理科:①『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』(このうち2つを選択解答)②『物理』③『化学』④『生物』⑤『地学』 情報:①『情報Ⅰ』②『旧情報』 | 25 | |
総合問題 | 日英両言語による長文を読み解いたうえで解答する形式とし、記述式解答を含む。 ※英語4技能のうち、「書く」能力を問う問題も設定 | 100 |
合計 | 200 |
<文学部>
教科・科目名 | 配点 | |
外国語 | 英語 | 75 |
国語 | 国語 | 75 |
地歴 | 以下から1科目を選択 ①世界史 ②日本史 | 50 |
合計 | 200 |
このほか、英語4技能テスト利用方式と、大学入学共通テストを利用する方式もあります。
<人間科学部>
・国英型
教科・科目名 | 配点 | |
大学入学共通テスト科目 | <必須1教科1科目> 国語:『国語』 | 20 |
<選択1教科1科目> 以下より1科目を選択 地歴・公民:①『歴史総合,世界史探究』②『歴史総合,日本史探究』③『地理総合,地理探究』④『公共,倫理』⑤『公共,政治・経済』⑥『旧世界史B』⑦『旧日本史B』⑧『旧地理B』⑨『旧倫理』⑩『旧政治・経済』⑪『旧倫理,旧政治・経済』 理科:①『物理』②『化学』③『生物』④『地学』 情報:①『情報Ⅰ』②『旧情報』 数学:①『数学Ⅰ,数学A』②『数学Ⅱ,数学B,数学C』③『旧数学Ⅰ・旧数学A』④『旧数学Ⅱ,旧数学B』 | 40 | |
外国語 | 英語 | 50 |
国語 | 国語 | 40 |
合計 | 150 |
・数英型
教科・科目名 | 配点 | |
大学入学共通テスト科目 | <必須1教科2科目> 数学:①『数学Ⅰ,数学A』②『旧数学Ⅰ・旧数学A』から1科目、①『数学Ⅱ,数学B,数学C』②『旧数学Ⅱ,旧数学B』から1科目 | 20 (各科目10) |
<選択1教科1科目> 以下より1科目を選択 地歴・公民:①『歴史総合,世界史探究』②『歴史総合,日本史探究』③『地理総合,地理探究』④『公共,倫理』⑤『公共,政治・経済』⑥『旧世界史B』⑦『旧日本史B』⑧『旧地理B』⑨『旧倫理』⑩『旧政治・経済』⑪『旧倫理,旧政治・経済』 理科:①『物理』②『化学』③『生物』④『地学』 情報:①『情報Ⅰ』②『旧情報』 国語:①『国語』 | 40 | |
外国語 | 英語 | 50 |
数学 | 数学(理系) | 40 |
合計 | 150 |
このほか、数学選抜方式があります。
参照:早稲田大学 2025年度 入学試験要項 一般選抜・大学入学共通テスト利用入試(PDF)
出願者数や合格者数のデータ
2024年度一般選抜および大学入学共通テスト利用入試での結果を合算したデータは、以下のとおりです。
学部 | 出願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 |
政治経済学部 | 5,042 | 4,534(※) | 1,602 | 2.8 |
法学部 | 6,390 | 5,853(※) | 1,396 | 4.2 |
教育学部 | 12,451 | 11,401 | 2,142 | 5.3 |
商学部 | 10,894 | 9,727 | 1,231 | 7.9 |
社会科学部 | 10,248 | 9,217(※) | 1,282 | 7.2 |
国際教養学部 | 1,352 | 1,229 | 380 | 3.2 |
文化構想学部 | 10,431 | 9,966 | 1,328 | 7.5 |
文学部 | 11,187 | 10,510 | 1,451 | 7.2 |
基幹理工学部 | 4,531 | 4,090 | 1,097 | 3.7 |
創造理工学部 | 3,274 | 2,950 | 753 | 3.9 |
先進理工学部 | 4,186 | 3,798 | 1,075 | 3.5 |
人間科学部 | 7,525 | 6,963(※) | 1,339 | 5.2 |
スポーツ科学部 | 1,909 | 1,733(※) | 566 | 3.1 |
(※)大学の発表には未記載のため、大学入学共通テスト利用入試出願者を受験者数に追加し、実質倍率を算出
参照:早稲田大学 2024年度一般選抜および大学入学共通テスト利用入学試験結果(PDF)
早稲田大学の受験料と学費目安
早稲田大学の受験料は、一般選抜で35,000円です。ただし、大学入学共通テスト利用方式および英語4技能テスト利用方式の場合は30,000円です。
大学入学共通テスト利用入試(大学入学共通テストのみを受験する方式)の場合は20,000円です。
学部学科によっては、上記と異なる金額に設定されていることがあるため、詳細は入学試験要項をご確認ください。なお、文化構想学部と文学部の一般選抜で、異なる入試方式の併願には割引があります。
また、学費は学部により異なります。入学金、学費、諸会費を含めた初年度納入金は、1,248,300円~1,887,000円です(2025年度入学者)。
早稲田大学卒業後の進路
早稲田大学の2023年度卒業生の進路は、卒業生の69.0%が就職、21.3%が進学となっています。理工3学部の進学率は平均73.5%です。
また、就職希望者の就職率は96.7%です。就職先は専門サービス業、メーカー、情報通信業などが上位となっています。
早稲田大学が気になった人はオープンキャンパスや入試説明会へ
早稲田大学のオープンキャンパスは、例年夏に各キャンパスで開催されています。2025年は8月2(土)、3(日)の2日間開催される予定です。一部のプログラムは要予約ですが、基本的に事前予約は不要で自由に参加できます。
学部説明や模擬講義、個別相談など、学生生活をイメージできる内容となっているので、早稲田大学の受験を検討しているなら、ぜひ参加してみてください。
また、オープンキャンパスは仙台・大阪・広島・福岡でも開催されます。キャンパスに向かうのが難しい地方在住の方も、参加しやすいでしょう。
なお、早稲田大学は全国で開催されている進学相談会にも、多数参加しています。学生生活についてはもちろん、入試に関する質問に大学スタッフが直接回答します。
早稲田大学に合格するための勉強方法
ここからは、早稲田大学に合格するための勉強方法をご紹介します。
早稲田大学に入るにはどのような対策をすればいい?
早稲田大学に合格するためには、高度な知識が要求されます。しかし、ただ知識があるだけでは、合格には届きません。早稲田の入試問題には、論理的に考える力や発想力を試す問題が出されます。基礎をきちんと身につけたうえで、それを応用できる理解力が必要となるでしょう。
また、早稲田大学の入試は問題量が多い傾向にあるので、時間配分を意識しつつ過去問などの演習に取り組む必要があります。
早稲田大学の科目ごと、学部ごとの入試対策については詳しい記事があるため、ぜひご覧ください。
【2023最新】早稲田の英語 入試対策 学部別の特徴と難易度を解説!
【2024年最新】早稲田大学の数学対策 | 大学入試数学
【2024年度最新】早稲田の世界史 入試対策 学部別の特徴と難易度を解説!
早稲田大学の日本史【学部別】傾向と対策
早稲田大学教育学部 地理の入試対策!合格点を取る方法を解説します
受験期の過ごし方と勉強のコツ
志望校に合格できるかどうかは、高校3年生の時期をどう過ごすかによって決まるといっても過言ではありません。限られた時間を有効に使うため、以下を目安に年間のスケジュールを立てて計画的に勉強を進めましょう。
- 春(4~5月):徹底的に基礎固めをする時期です。教科書レベルを完全にこなせるようにし、苦手分野の洗い出しも行います。暗記事項は少しでも早く取りかかることがポイントです。
- 夏(6~8月):苦手分野を克服する時期です。まとまった時間を取れる夏休みを活用して、今の自分のレベルと志望校レベルの差を縮めていきましょう。週単位で「ここまで進める」といった小さな目標を設定すると、モチベーションを維持しやすくなります。
- 秋(9~11月):応用力を身につけるために、早稲田大学レベルの演習を集中的に行う時期です。演習中に少しでもあいまいに感じる部分があれば、復習して理解を深めるようにしましょう。模試を受験し、志望校レベルでの立ち位置を確認するのもおすすめです。
- 冬(12月~):過去問演習を進めましょう。本番さながらに時間配分を意識して取り組むことが重要です。ミスなく問題を解けるようにしましょう。
早稲田大学を目指すなら予備校を使って入試対策をしよう
独学で早稲田大学合格を目指すことは可能ですが、一人で勉強していると、自分の習熟度がどのくらいのレベルなのかわかりにくい、疑問点を解消しにくいなどのデメリットがあります。効率的に合格を目指すなら、予備校に通うのがおすすめです。
予備校に通えば、志望校対策に特化した授業を受けられるほか、進路相談や学習スケジュールに関するサポートを受けられます。
しかし、予備校に通えば安心というわけではありません。授業のレベルが自分に合っていない場合には、学力向上につながらないためです。
特に、志望校が早稲田大学の場合「とにかく難しい授業を受けたい」と思いがちですが、自分の学力以上に難しい授業内容は、十分に理解することができません。
予備校を選ぶ際には、「自分の習熟度に合った授業が受けられるかどうか」を確認しましょう。
四谷学院のカリキュラムのご案内
四谷学院では「科目別能力別授業」と「55段階個別指導」の2つを組み合わせることで、予備校で生じやすい欠点をカバーしています。それぞれの内容を、詳しくご紹介します。
科目別能力別授業
予備校のクラスは志望校別に分けられるのが一般的です。早稲田大学を目指すクラスは授業内容の難度が高くなりますが、自分の学力と合っていないと授業を理解するのが難しく、自信喪失や学習意欲の低下につながります。
四谷学院では志望校別ではなく、科目ごとにレベルをチェックしたうえでクラス編成を行います。
得意科目は高い学力のクラスで、不得意科目は基礎的なことを学ぶクラスで授業を受けられるため、すべての科目で自分に合った授業が受けられ、学習効率が高まります。
また、四谷学院の科目別能力別授業は講師との距離が近く、講師と生徒が相互にコミュニケーションをとりながら授業が進行します。
そのため、学習に対するモチベーションを高く保つことができます。生徒同士で励まし合えるアットホームな雰囲気も魅力です。
55段階個別指導
四谷学院の55段階個別指導とは、入試問題を徹底研究することによって作成された55テストで、段階的に解答力を身につけていく指導方法です。
テストはすべて記述式で、解答後すぐに講師から1対1での指導を受けられます。考える道筋が頭に残っている状態で解説を受けるため理解が進みやすく、解答力を効率的に伸ばすことが可能です。
早稲田大学に合格するには丁寧に解く力が重要!
【早稲田大学の入試概要】
- 一般選抜が中心で、大学入学共通テスト利用入試や総合型選抜などがある
- 難度は私大トップクラス
【早稲田大学の入試データまとめ】
- 実質倍率は学部により差があり、2.8~7.9倍(2024年度試験)
【勉強方法まとめ】
- 高度な知識と論理的思考力・発想力を身につけるため、教科書や用語集をすみずみまで学習したうえで、演習を重ねる
- 過去問を利用して、出題形式や時間配分に慣れておく
早稲田大学合格を目指すなら、四谷学院がおすすめです。科目別能力別授業と55段階個別指導により、合格に必要な学力が着実に身につきます。
※本記事でご紹介した情報は2025年3月24日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。
失敗しない予備校選びは説明会・相談会参加が重要!
志望校への合格を勝ち取るには、自分に合った予備校を選ぶことが大切です。パンフレットやインターネットの情報、口コミだけで判断するのではなく、予備校の説明会・相談会に参加し、自分の目で確かめたうえで選びましょう。
以下の記事では、説明会・相談会に参加する際に確認したい予備校のチェックポイントや、参加時の不安を解消する方法などを解説しています。ぜひ参考にしてください。