大学合格したいなら、先入観を捨てましょう

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こんにちは。四谷学院の岡本です。

あなたは日本人にだけ読めないフォントの話を聞いたことがありますか?

実際に見てみましょう。
こちらです。

このフォントは「Electroharmonix」と呼ばれるものですが、読めたでしょうか?

合格からあなたを遠ざけるもの


これ、どう見えましたか?
多くの人がカタカナとして読もうとして、「カモレレロ」って何?意味わかんないんだけど…となったと思います。

そりゃそうですよね、だったカタカナに見えますからね。

しかしながら、このフォントをカタカナで読んでくださいとは一言も言っていません。
見慣れたカタカナに見えるから、みなさんがカタカナとして勝手に読もうとしただけなんです。

何が言いたいかと言うと、これはカタカナとして読むべきという先入観を皆さんが持ってしまっていたということです。

合格の鍵は視点を変えること

ちなみにこれ、カタカナではなくアルファベットとして読んでみてくださいと言われたらどうでしょう?
大文字だけでなく小文字まで踏まえて考えてみてください。

「hello」と読めますよね。

そうなんです。
このフォント、カタカナに見えますが、実はただのアルファベットなんです。
アルファベットである以上、アメリカ人に見せたらほぼ全員が即答できます。
カタカナを知らないから、先入観を抱きようがないんですね。
(まあ、彼らもアルファベットに見えるという先入観を持っていることにはなりますけどね。(笑))

逆に日本人はカタカナを知っているからこそ、そう読もうとしてしまってアルファベットで読もうという発想が無くなるわけです。

志望校合格を見据えて

長々となぜこのような話をしたかというと、これはみなさんの日ごろの勉強にも当てはまることだからです。

普段勉強している時、「これはこうやってやらないといけない」「こう聞かれたらこう答える」など物事を一方向からだけで見ていませんか?

数学などは特にそうですが、テキストや参考書に書いてある模範解答だけが正解ではありません。

中途半端に知識をつけた状態で問題に取り組もうとすると、先の例のように「カタカナではなくアルファベットだった…。勘違いした!」というような展開になりかねません。

カタカナの知識もアルファベットの知識もつけた上で、先入観を持たずに物事を複数の角度から見ることが大切です。

まずが教科書や参考書の知識をカタカナもアルファベットも身につけ、さらにそれを応用することができるようになれば、みなさんはもっと成長することができます。これからの時期は、今までに固めた基礎を応用する練習が重要になってきます。

しかし

その前に、もう一度、必要な知識が全て自分の中に身についているか、振り返ってみましょう。もしカタカナだけとか、アルファベットだけとか、片寄った知識しかまだ身についていなかったら、今が最後のチャンスです。しっかりと基礎を固めておましょう。

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