こんにちは、四谷学院の岩佐です。
今回は、早稲田大学の理工学術院の先進理工学部についてお話していきます。
先進理工 最先端、新領域の研究
先進理工学部は、現代に即した新しい学問、領域の研究を行っている学部です。
6つの学科が設置されています。
応用物理学科
化学・生命化学科
応用化学科
生命医科学科
電気・情報生命工学科
特に注目すべきなのは生命医科学科です。
生命医科学科では医学・理工学の枠を超えて、「生命」に関する研究を行っていきます。
「早稲田大学の受験情報~基礎知識編~」のなかで「早稲田大学には医学部がない」とお伝えしましたが、早稲田大学でも生命医科学という分野から医療に携わることができるのです。
先進理工学部の入試の特徴
先進理工学部の入試で気を付けなければいけないことが2点あります。
理科の科目選択
早稲田大学の理工学部の入試では理科が2科目必要ですが、学科によって選択できる科目の組み合わせが異なります。さらに、先進理工学部の一部の学科では、理科の配点に「重み付け」を行っています。
早稲田大学理工学部の理科の配点は120点ですが、
1:1の割合(=60点ずつ)ではなく、1:2の割合(=40点と80点)に換算されるという制度です。
受験可能科目と重み付けについて以下にまとめました。
物理+化学のみ受験可
かつ 物理:化学=2:1
物理+化学のみ受験可
かつ 物理:化学=1:2
物理+化学or生物+化学の2パターンで受験可
かつ 物理or生物:化学=1:2
物理+化学、生物+化学、物理+生物の3パターン可
(重み付けなし)
先進理工学部のなかにどうしても入学したい学科がある場合には、理科の科目選択や配点の違いをあらかじめ把握したうえで、得意科目を生かす、あるいはつくるなど、具体的に対策を進めていく必要があるのです。
第二志望の出願が可能
早稲田大学先進理工学部の入試では、第二志望を出願することができます。
たとえ、第一志望の学科が不合格(補欠)になってしまったとしても、総合点において第二志望の学科の合格最低点を上回っている場合には、第二志望合格となる制度です。
ただし、ここでも理科の選択に注意です。
第一志望・第二志望ともに受験可能な理科の組み合わせを、選択していなければいけないのです。
第一志望を化学・生命化学科としている場合には
第二志望として併願できるのは・・・
生命医科学科もしくは電気・情報生命工学科のみ
どの学科でも第二志望として出すことができます。
早稲田大学先進理工学部のまとめ
先進理工学部は新領域の研究分野を扱う学部です。
「最先端の研究領域にチャレンジしていきたい!」というあなたにピッタリの学部ではないでしょうか。
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