こんにちは、四谷学院の片野です。
「英単語の暗記」に苦労している受験生、多いですね。
今回はわたくし片野がどうやって英単語を覚えたか?ということをお話したいと思います。
いわば、「実践編」ですね。
成功例がココにありますから、試してソンはありませんよ。
目次
ノルマを決める
「ゴールが見える」
「目標が明確」
というのは学習において非常に重要です。
信号も「待ち時間表示」があると、歩行者のイライラが減少するとか。
「あと、●●!」
と認識するということは、人間の行動に大きな影響があるということですね。
たとえばセンター試験まで残り○日
手元の英単語帳は○ページあり、○周したい
こういった最終ゴールを設定して、あなたが1日もしくは1週間に何ページ進むべきか、計算します。
「ノルマ」が決まったら、こなすのみ!
手を動かす
「見るだけ」で覚えられるのは、一部の特殊能力のある人のみです。
見ているだけでは眠くなるだけなので、手を動かして、書いて書いて覚えます。
私の場合、裏が白いチラシとか、カレンダーのウラとかを使って、今日のノルマ分の単語を書きます。
ノートはちょっともったいないので、書けるような紙を意識して集めておきます。
古くなった学校の連絡プリントとかも餌食に。
書きにくい紙は「早く使っちゃえ!」とばかりに、スピードがアップします。笑
自分でチェックテストをする
ひととおり書いたら…
きちんと覚えているか、チェックテストをしていきます。
自分で作ったチェックテスト・・・なのに書けないこともある、結構悔しいです。
その悔しさが大事!
回答も採点も「自分」ですから、ちょこっとカンニングしたり、eじゃなくてaだったなんていうのをセーフにしたり、
ごまかすことはカンタンですが、それをしないのがポイントです。
スパルタ先生になったつもりで、厳しく採点しましょう。
きちんと答え合わせしたあと・・・実はココがポイント。
覚えている単語と覚えていない単語を仕分けていきます。
覚えていない単語には「正の字」でチェック
「まちがった」「覚えていない」「ミスった」単語に印をつけて、ハッキリとわかるようにしておきます。
私の場合、覚えていない単語には、単語帳の該当部分に「正」の字を一本ずつ書きました。
まちがった回数まで分かってしまうんです。
「正」の字が完成したら、5回も間違ったことになるので、「一」「T」くらいでクリアしたいものです。
「正」の字のほかにも、「五芒星(五角星)」「アスタリスク(*)」など色々な方法がありますよ。
星の印にすると、まちがった単語がキラキラする感じで、目立ちますね・・・
次の日は復習からスタート
翌日の学習は、前日までの単語の再チェックから始めます。
前日につけた「正」の字などのマークがカギ。
すべてを復習しようとすると負担が大きいので、チェックを活用しましょう。
やり方は簡単。
まちがったマークが入っているものを、もう一度小テストします。
また覚えていなければもう一本「正」の字を加えておきます。
週末には総復習
週末は、チェックが入っている単語をさらに確認していきます。
また覚えていなければ、さらにもう一本正の字を加えておきます。
こうすれば、自分が苦手な単語がどれなのか、イヤでもわかるようになります。
1週間もがんばると、かなりの単語量が頭に入っています。
頭に入った単語の「量を目で確認できる」
これも、やる気を維持するヒケツです。
週末の総復習は、「1週間のまちがったものをチェックする」というだけでなく、
週間で覚えた単語を知り、達成感を味わうという大事な役割があるんです。
模試や入試本番前は正の字チェックの入った単語を確認
模試や入試本番前の休み時間、短い時間で単語帳全てを復習するのは困難です。
ここでまた「チェック」を活用できます。
たくさんチェックの入っているものだけ確認していけばOK。
直前でも効率よく必要な勉強ができますよ。
片野式英単語の覚え方、いかがでしたか?
(勝手に命名してみました)
気に入った部分があれば、ぜひマネしてみてください。
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