推薦入試合格と一般入試合格 学力差は「大」!推薦合格後の勉強の仕方

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こんにちは、四谷学院の片野です。
推薦入試がピークを迎える時期は11月。
10月までには、面接試験対策など入試の準備を万全にしておきたいものですね。

さて、今回は「推薦合格後の勉強」について解説します。

面接試験 よくある質問

面接試験では、
「推薦入試で合格したら、大学入学までの間に何をしたいですか?」
という質問をよくされます。

おそらく、多くの受験生がこう答えているはずです。
「入学後、必要な科目の勉強を続けます…」

では、なぜそう答えるのでしょうか?
それは・・・「推薦合格者と一般合格者の学力差」に理由があります。

推薦入試合格者と一般入試合格者の学力差

推薦入試で合格し、受験勉強をそこで終わりにしてしまった人は、大学に入学してから学力面で苦労するケースが多く見られます。

たとえば、理系の学部では、物理や化学の基礎的な知識は「学習済み」として授業が進みます。文系の学部でも古文や日本史・世界史の知識は学習済みとして授業を進めることがあります。
つまり、・・・・
推薦で合格後、勉強をやめてしまうと、せっかく学習した知識もどんどん抜け落ちて4月からはじまる大学の授業についていけない!なんてことになるのです。。

また、大学ではTOIEC試験で基準点以上取ると、単位が取得できるとしている大学が多くあります。
多くの大学では、600点以上が単位取得の目安となりますが、一般入試で英語の受験勉強をギリギリまでしてきた大学生の方が、当然TOEICのスコアも高くなります。
特に語学は継続が重要!推薦合格後、英語の勉強を継続していないと、大学に入学するころにはせっかく身についた学習習慣がすっかり抜けてしまうのです。

推薦入試合格は、もちろん、喜んでください。たくさん対策して、努力して勝ち取った結果です。
でも・・・ここで終わりにしてはもったいない!

どうやって続ける?推薦合格後の勉強

では、どうやって、勉強を続けていくか?

「授業には出にくいなぁ。一般入試受験者とはテンションが違うから…。」
「全科目対策しないとダメなの?」
「アルバイトも始めたい!」など
いろいろありますよね。

そこで、必要な科目だけでも勉強を続けることをオススメします

文系の人なら、英語と大学で学ぶ専門科目に近い科目を。
理系の人なら、英語・数学・大学で学ぶ専門科目に近い科目。

科目をにしぼって、勉強は続けましょう。

空いた時間の有効活用

せっかく推薦入試で早めに合格を得たのですから、やりたいこともどんどんやってください。
大学で扱う勉強を先取りして学習するのも良いでしょう。
ボランティア活動やアルバイトを始めるのも良いですね。
車の免許を取りたい。なんて人もいますよね。

でも、もし共通テストの申込を済ませているのであれば・・・
共通テストはぜひ受験しておいてください。

勉強を続ける目標が無くなってしまったという人は、まずは共通テストを目標に勉強を続けてみると良いですよ。
推薦入試受験後に抜け落ちてしまった知識の復習もできます。

大学入学後に困らないように…
ここまで積み重ねてきた知識を忘れないように…
せっかくですから、やりたいこもやりながら、勉強を続けましょう!

四谷学院では、推薦入試合格後に、授業プランを組み替えたり、個別指導を受講して専門性を高めることができます。
詳しくは、個別相談会でお伝えいたします。まずはお気軽にホームページをご覧ください。オンラインでも相談できます。

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