高校生必見!推薦入試について知ろう!(4)総合型選抜(旧AO入試)とは

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皆さんこんにちは。四谷学院の奥野です。
これまで推薦入試の大枠、指定校推薦、公募推薦について説明してきましたね。

今回は4回目、総合型選抜(旧AO入試)についてお話ししていきます。

総合型選抜(旧AO入試)ってなんだろう

これまで説明してきた指定校推薦や公募推薦は、あなたの通う高校の校長先生があなたのことを推薦するという形式でしたが、総合型選抜(旧AO入試)は違います。
総合型選抜(旧AO入試)というのはほぼ自己推薦です。
つまり、学校から推薦してもらうわけではなく、自分で自分をアピールすることになります。

重要なのは大学のアドミッションポリシーの理解

大学のアドミッションポリシーという単語を聞いたことがあるでしょうか?
総合型選抜(旧AO入試)においてもっとも重要なのは、志望大学のアドミッションポリシーの理解です。

総合型選抜(旧AO入試)を行う大学では、あらかじめ「求めている人物像」「期待する学生像」が決まっています。
「うちの大学はこういう人を求めてるのです」という方針、これがアドミッションポリシーです。

総合型選抜(旧AO入試)では、このアドミッションポリシーに合っているかどうかで、合否が分かれます。

つまり、志望校のアドミッションポリシーを知らずに出願するなんて言語道断です。たとえるならば、注文したメニューが出てこないレストランのようなもの。誰もそんなレストランにはいきませんよね。
総合型選抜(旧AO入試)の受験を考えている人は、まずは自分が受けようと思っている大学のアドミッションポリシーを調べてみましょう。ホームページでもわかりやすく掲載されているはずです。

総合型選抜(旧AO入試)の特徴

「アドミッションポリシーを理解したぞ!」
残念ですが、それだけで受かるほど、総合型選抜(旧AO入試)は甘いものではありません。入試の特徴を理解した上で、さらに検討をしていく必要があります。

総合型選抜(旧AO入試)の特徴

  • 選考期間が長い
  • その受験生が大学のアドミッションポリシーに合うかどうかを判断するのは、書類だけ、あるいは一度の面接だけでは難しいですよね。
    大学側が受験生とのやりとりを通して、丁寧にその判断を行っていくため、選考期間はどうしても長くなります。
    したがって、出願のタイミングも早く、大学によっては8月から出願の受付が開始されます。

  • 学校の推薦や評定平均値は不要なことが多い
  • 学校推薦型選抜では、指定校制や公募制、いずれの場合でも学校からの内申書や評定平均値の提示が求められますが、総合型選抜(旧AO入試)はあくまで自己PRが主体です。
    学校に推薦してもらえなくてもチャンスがあるということです。
    内申点などからは見えないあなたのやる気やアピールポイントを大学にどのように伝えていくか?この点に時間をかけることになります。大学の研究も重要ですが、あなた自身を知る研究も大切になってくるということです。

  • 選考方法が大学によって変わる
  • 大学のアドミッションポリシーと合うかどうかを判断するために、大学側はいろいろな選考方法を採用しています。
    オーソドックスなのは面接や小論文ですが、それだけではなくエッセイ、口頭試問、グループディスカッション、学力試験といったものもあります。受験する際はしっかり調べてから出願しましょう。

まとめ:推薦入試について知ろう!(4)総合型選抜(旧AO入試)とは

総合型選抜(旧AO入試)は大学ごとにかなり形式が違ってきます。
合格のためには、事前のリサーチつまり情報収集が非常に重要になってきます。大学ごとのアドミッションポリシーはもちろんのこと、選考ではどのようなことが行われるのか?どんな対策をしておく必要があるのか?過去問題を公開していない大学もありますから、情報収集は少し大変かもしれません。

それに加えて、自分自身のアピールポイントを分析して、大学の選考に合わせてアピールの仕方も考え、準備しておかなければなりません。
受験時期も早いので、思い立ったらすぐに動ける行動力も必要かもしれませんね。

 四谷学院では総合型選抜(旧AO入試)対策もばっちり!   

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限られた時間の中であなたをアピールする方法を一緒に考えていきます。

四谷学院の「総合型選抜(旧AO入試)対策」について、詳しくはホームページでご確認ください。

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