【自信がない人必見!】入試目前!受験直前期を戦い抜く2つのポイント!

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こんにちは!四谷学院 受験コンサルタントチームの伊達です。

年が明けると、2週間ほどで共通テスト本番を迎えます。
受験学年ではない高校1・2年生も、刻一刻と本番が近づいてきていますね。

「緊張して勉強に手がつかない!」「プレッシャーに弱いから不安で…」
と、本番が近づくと緊張やプレッシャーが学習の邪魔をしているケースがよく見られます。

「緊張しやすいからしょうがない」とあきらめている人もいるでしょう。
しかし、これは意識や行動を変えるだけでも、間違いなく改善できます。

そこで今回は、大事な試験が迫っているなかで、先輩たちが意識していたポイントを2点お伝えします。
今日から実践できる点ばかりなので、緊張しやすい人やプレッシャーを感じている人は、ぜひ試してみてくださいね。

合格するマインドセットとは?

マインドセット」という言葉があります。
これは、自身の経験や価値観などから構成される、物事のとらえ方や考え方のことです。

つまり、「合格するためには、どのような心構えで学習すべきか」を本項ではお伝えします。
志望校合格をつかんだ先輩たちの体験談も紹介していきますよ。

①「先のこと」だけを考えよう!

僕はメンタルが強い方ではなかったので、とにかく「前向き」になることを意識しました。
ただ、急にポジティブになろうと思っても、性格を変えることはできません。
そこで、とにかく「先のこと」を考えるようにして、「後ろを向かない」ように意識していました。

反省は大事ですが、後ろを振り向いてばかりでは、なかなか前に進むことはできません。
実際に意識していたポイントも細かく見ていきましょう。

失敗を失敗だととらえない

Failure teaches success.

「失敗は成功の母」「失敗は成功のもと」という言葉がありますね。
何かミスをしてしまったときも、それを次の機会に改善するための材料に変えましょう。

だれだって、自分の失敗を振り返るのは気持ちが良いものではありません。
返ってきたテストの点数を折り曲げて、「もう見たくもない!」と目を背けてしまう人もいるでしょう。

大事なのは、その失敗を次につなげることです。
試験本番でのミスでなければ、あなたの志望校不合格を決める失敗にはならないのですから。

振り返りをするときは良い点も見つけよう

失敗を成功に変えるためには、振り返りや反省が欠かせません。
そのときに、「良い点」も必ず探すようにしてみてください。
結果が出ないのに努力を続けるのは、だれだって難しいことですから。
ネガティブな人は、まず自分が成長している箇所や、平均点を超えている分野から探してみると良いですね。

そのうえで、失敗を分析しましょう。
英文法での失点が多いのであれば、関連する分野の勉強時間を増やす。
数学で計算ミスによる失点が多いのであれば、問題演習をするときに検算の時間がとれるようペース配分を考える。

課題がわからなければ、対策は立てられません。
「点数が悪かった」「失敗した」で終わらせずに、どうすれば改善できるかという対処法まで考えるように意識しましょう!

目の前の大事なことに集中する

特に試験中は、「目の前のことだけを考える」というマインドが重要です。

学校の定期テストを思い出してください。
英語のテストが終わり、ひと段落…というところで、あなたはどういった行動をとっていましたか?

『英語難しかったね…最後の問題って答えは何だった?』と、すぐに振り返りをする人もいるでしょう。
一方で、次の科目に向けて、ノートや教科書を見直し、少しでも点数を伸ばそうとする人もいますよね。

どちらの方が良い結果を出せるでしょうか?
次の科目に頭を切り替えられている後者の方が、好成績をマークできる可能性は高いと感じますよね。

終わったことをいくら考えても、結果は変わりません。
大事なのは、目の前のことに集中し、良い結果を残せるように努力することです。

自己採点はいつするべき?

失敗を成功に変えるためには、振り返りや反省が欠かせません。
しかし、その振り返りのタイミングも重要です。

よくある失敗として、「共通テスト1日目に自己採点をしてしまった」という受験生が多く見られます。

普段の模試は1日で完結するため、試験が終わったその日に自己採点をする人が多いでしょう。
この習慣がついていると、的確に問題点を洗い出せるようになるため、ぜひ意識してくださいね。

しかし、共通テスト本番だけは別で考えてください。
なぜなら、共通テストは1日目に英国社の文系科目、2日目に数理情の理系科目と、日にちをまたいで実施するためです。

まだ2日目の試験が残っているのに、1日目の自己採点を行ってしまったら…
目標としていた点数を超えておらず、自信を失ってしまう人が多いでしょう。
もちろん良い結果であればプラスにも感じますが、実際は高得点でも「こんなにもったいないミスをしている…」「二択で迷ったけど外れている…」と、ミスばかり目に入ってしまう傾向があります。

1日1日に全力を注ぎ、目の前の試験に集中して取り組めるように準備しておきたいですね。

②「今までの努力」を実感しよう!

直前期は、「あの人はすごいできそうだな…」や「本当に自分がライバルたちに勝って合格できるのか?」と不安になることも少なくありませんでした。
そんなとき、先生から『あなたががんばってきたのは私が見ていたから。自分を信じられなくなったら私を信じて!』と背中を押してもらえたんです。
毎日のようにその言葉を思い出し、勇気をもらっていました!

真剣にがんばっているからこそ、どうしても周りと自分を比べてしまうこともあるでしょう。
しかし、「隣の芝生は青く見える」と言うように、ライバルの優れた点ばかり目に入ってしまうもの。
苦労を知っている自分と比較すれば、良く見えて当然です。

では、どうすれば自分に自信を持てるのか?
そのポイントを確認しましょう。

ノートやルーズリーフを見直す

自分の「努力の証」とも言えるノートやルーズリーフ。
勉強が嫌になったり、自信を失ったりしたときは、ぜひ見返してみてください。
あなたがこれまでがんばってきた勲章です。

人間は、まだ結果が出ていないものに対して不安を感じやすい生き物です。
スポーツや芸術でも、トロフィーや賞状を勝ち取れば自信を持てますよね。
ただ、そこに至るまでの過程では、どんなトッププレイヤーでも「このままで勝てるのか…」と、プレッシャーを感じているでしょう。

サッカー選手であれば、ボロボロになるまで履き潰したスパイクを見て、「自分ならできる」と自分を鼓舞します。
演奏者であれば、指にできたタコを見て、「これだけ練習したんだから」と自信を持てることもあるでしょう。

最終結果が出るまでは、どれだけ「努力の証」を増やせるかがポイントなのです。

受験勉強で言えば、志望校合格という結果を勝ち取るまでは、常に不安が襲いかかってきます。
それを払拭するには、あなたが日々とってきたノートやルーズリーフを見返すのが一番効果的です。
自信を失ったときは、ぜひ「努力の証」を頼りにしてくださいね。

1・2年生の場合は、今からしっかりとその証を残していきましょう。

応援してくれる人の声を聞く

親でも先生でも友人でも、あなたを応援してくれる人の言葉を大事にしてください。
自分に自信が持てなくなっているときには、特に有効です。

ノートのような、「目に見える努力の証」をあまり持っていないという人もいるでしょう。
ただ、あなたががんばっている姿は、近くの人が必ず見ています。

そのときに意識してほしいのは、「あなたのことを見ている人」であるかどうかです。
不特定多数に向けた応援メッセージでも、励まされることは多々あります。
しかし、近しい人からの言葉である方が、よりあなたの支えになってくれるでしょう。

受験を1人で戦い抜くのは、非常に難しいことです。
周りに支えてもらいながら、志望校合格を勝ち取りましょう。

「合格するマインドセット」まとめ

今回は、志望校合格をつかむために、直前期に意識しておきたいポイントを2点お伝えしました。

大学受験は、学力だけで合否が決まる勝負ではありません。
いくら模試で良い成績をマークしようが、本番で合格点を下回れば不合格となってしまいます。
自分の実力を最大限発揮できるように準備し、最後まで折れずに戦い抜くことが重要ですね。

そのためには、「受験に勝つ」ための戦略が欠かせません。
四谷学院には、あなたが志望校合格をつかむための道筋を示してくれる「受験コンサルタント」がいます。
勉強や大学に関する悩みを始め、「どういう心構えが必要なのか」「この時期には何を意識していけば良いのか」をプロが示してくれるのは、本当に心強いですよ。

それだけでなく、科目を指導してくれる先生もたくさんいます。
試験を迎えるころには、あなたの努力を間近で見てきた先生たちが、勇気をくれるでしょう。
一方的な講義や映像授業ではなく、普段からあなたのことをしっかりと見てくれている先生の言葉は、最後まであなたの大きな支えとなりますよ。

個別相談会では、学習システムだけでなく、このような受験に関する悩みも相談し、解決することが可能です。
ぜひ1人で抱え込まないでくださいね。
全国の四谷学院でお待ちしています!

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