「オープンキャンパスは早いうちに行け!」は本当?志望校が決まっていない人はどうすれば良いの?【大学受験の悩み】

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こんにちは!四谷学院 受験コンサルタントチームの伊達です。

夏が近づくと、よく以下のような相談を受けます。
オープンキャンパスは早いうちに行っておいた方が良いって聞くんですが、本当ですか?』
志望校が決まっていないので、気になる大学に参加するよう言われても選べなくて…』

多くの大学が7~8月に実施するオープンキャンパス。
「オープンキャンパスに参加すること」を、夏休みの課題として設定している高校も珍しくありません。
日々の勉強や部活で忙しい高校生にとって、この夏休みはオープンキャンパスに参加する絶好のチャンスです。

今回は、オープンキャンパスに参加するのはいつが良いのか」「志望校が決まっていない人はどうすれば良いのかをお伝えします。
迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

【オープンキャンパスに参加するのはいつが良い?】

オープンキャンパスに参加するのは、早ければ早いほど良い
と言っても間違いではないでしょう。

ある調査によると、9割ほどの高校生が2年生までに一度はオープンキャンパスに参加しています
また、中学生のうちから参加している人も1割程度いるそうです。

なぜ早ければ早い方が良いの?

参加時期が早い方が良い理由は、オープンキャンパスの意義や役割を考えれば自ずとわかってくるでしょう。

モチベーションを高められる

あなたは「勉強すること」が楽しいと感じているでしょうか?

できることが増えたり、関心のある学問に出会えたりという機会を重ねることによって、次第に勉強の楽しさに気づけるようになります。
しかし、高校生の時点でそのように感じている人はそう多くありません。

ではなぜ勉強をがんばるのかと言えば、「○○大学に行きたい!」「将来はこういう仕事に就きたい!」といった目標を叶えるためですよね。
この目標がなかなか決まらない人は、モチベーションを高く保って勉強することが難しくなってしまいます。

社会人になってからの数十年の人生をイメージするのは簡単なことではありません。
だからこそ、近い将来である「大学生としての4年間(6年間)」を過ごす場所を先に想像するのです。

この環境でキャンパスライフを送りたい」と思える目標が決まることで、勉強のモチベーションは高まります。
やる気が出ない、勉強したくないと感じている人ほど、早いうちにオープンキャンパスに参加すると良いでしょう。

時間を割けるのは今しかない

なぜ9割以上の人が高校2年生までにオープンキャンパスに参加しているのか。
それはもちろん、高3の夏は受験勉強に時間をかける必要があるからです。
「受験の天王山」とも言われるこの時期に、勉強以外に時間を割いている場合ではありません。

夏休みになると、「家族と毎年旅行に行く」「お盆は帰省する」という人もいるでしょう。
ただ、多くの高3生が「今年は我慢して勉強に専念する」選択をとっています。
それだけこの「高3の夏」というのは、勉強に集中したいタイミングなのです。

自分が住んでいる地域以外の大学に興味がある人もいるでしょう。
その場合、高1・2の夏であれば、旅行や観光に合わせてキャンパスを見学する機会がつくれるかもしれません。

受験学年になった自分が勉強に集中できるよう、将来の自分のために時間を使っておきましょう。

取り返しがつかなくなる前に修正できる

実際に自分の目で確かめてみると、「雰囲気があまり合っていないかも…」「通学しづらいところが不満!」と、その大学のマイナス面に気づくことがあるかもしれません。
「親友と同じ大学に行く!」と目標を掲げていた高校生が、オープンキャンパスに参加した後で『思っていたのとは違いました…』と肩を落として報告に来ることも実際にあります。

ほかの人にとって「良い大学」が、自分にとっても「良い大学」であるかはわかりません。
人それぞれ重視するポイントは違いますし、感じ方も異なります。

そのことに気づくのが高3の夏、つまり入試本番の半年前だったとしたら…
ゾッとしますよね。
今さら志望校は変えられない…と、そのまま突き進むしかなくなってしまいます。

後になればなるほど、軌道修正が難しくなってしまうため、この点からもやはり早いうちにオープンキャンパスに参加し、自分の目で確認しておいた方が良いでしょう。
実際に見てみないとわからない部分も多いため、「昔から行きたい大学は決まっているし」と、オープンキャンパスに参加しないというのも危険ですね。

【志望校が決まっていない!オープンキャンパスはどうすれば?】

志望校が決まっていない人ほど、オープンキャンパスに参加するべきでしょう。

志望校が決まらない人は「大学って何ができる場所なの?」「何を基準にして大学を選べば良いかわからない」という疑問を抱いていることが非常に多いです。

何かを判断するにはまず「知ること」が重要です。

オープンキャンパスでは「モチベーションを高めることができる」ということを前項で確認しました。
それだけでなく、大学について知っていることを増やす目的でも、オープンキャンパスはうってつけの場所なのです。

「その学部では何を学べるのか」を体験授業(模擬講義)で体感し、どんな人が通っているのかを肌で感じられるのは、貴重な経験になるでしょう。

どのオープンキャンパスに参加すれば良い?

志望校が決まっていない人が、どのようにオープンキャンパスの参加大学を決めているかを見ていきましょう。

近所の大学に参加してみる

まだ志望校が決まっていない段階では、特に大学名はこだわらず、日程やアクセスの面から参加しやすいオープンキャンパスを選んでいる人も多いです。

まず「大学」という場所を体感するだけでもモチベーションは上がりますし、志望校を決めるときの比較対象や判断基準にできますからね。
もしその大学を受験することがなかったとしても、体感した時間は無駄にならないでしょう。

一番近くにある大学へ、友達と誘い合って行ってみると良いですね。

知名度や人気の高い大学に参加してみる

志望校が決まっていない場合は、知名度や人気の高い大学を選んで参加してみるのも良いでしょう。
たとえば関東に住んでいれば東京大学や慶應義塾大学、関西に住んでいれば京都大学や大阪大学などなど。

人気の大学は、その分オープンキャンパスにも力を入れていることが多いです。
なるべくたくさんの学生に興味を持ってもらうことで、優秀な受験生が多く集まってきますからね。

ただキャンパスの雰囲気を見るだけでなく、実際に興味のある講義を体験できる(模擬講義)のもオープンキャンパスの魅力です。
そのときに、レベルの高い講義を受けたことをきっかけに、「この教授から学びたい!」と志望校を決める人も珍しくありません。

ここもポイント!

意外に近くの会場で参加できるかも?

大学によっては、所有している各キャンパスだけでなく、場所を借りて出張のような形でオープンキャンパスを実施することがあります。

たとえば早稲田大学は、入学後に使用するキャンパスは関東にまとまっていますが、
2024年度のオープンキャンパスを「仙台・大阪・広島・福岡」の4会場でも実施します。

地方都市には限定されますが、「東京は遠くて参加できないけれど、福岡ならなんとかなるかも?」というケースもよくあります。
学部によってキャンパスが各地方に点在している大学も多いため、興味のある大学は一度調べてみると良いでしょう。

オンラインでも実施しているかも?

近年はオンラインでもオープンキャンパスを実施する大学が増えてきました。
実際に訪れずとも在学生の話を聞いたり、講義に参加することができたりと、自分の目で各大学を確かめやすくなったのはうれしい点ですね。
用意された映像を見る形式が多く、夏休みに限らず通年参加できるのも利点と言えます。

一方で、実際にキャンパスへ赴く場合とは内容が異なることも多いため、注意が必要です。
行き先を決める前に、大学の雰囲気や大枠を理解するために参加する…というのが一番良いかもしれませんね。

意外と忘れがち?オープンキャンパスに参加するときのポイント

友達や家族と一緒に行く

「絶対」というわけではありませんが、ひとりで参加するよりもだれかと一緒に行くのをおすすめします。
自分ひとりでは感じ取れなかった良い点や悪い点を共有することができますし、もし同じ大学を目指すとなった場合は、高め合えるよきライバル・仲間になりますから。

もし弟や妹がいる場合は、一緒に参加しても良いでしょう。
年齢が離れているとあまり効果はないかもしれませんが、早い時期に大学を意識して勉強をがんばるきっかけになるかもしれません。
(まれに「高校生限定」という場合もあるので、しっかり確認してくださいね)

一日に詰め込みすぎない

遠くの地域にある大学を見てまわる場合、やや無理のあるスケジュールで詰め込んでしまう失敗例をよく耳にします。

なかなか気軽に行けない場所だと、一気にたくさんの大学を見たくなる気持ちもわかります。
ただ、慣れない地域で移動に手こずってしまったり、体力が尽きて思うように活動できなかったり、せっかくオープンキャンパスに参加したのに、必要以上にマイナスな印象を持ってしまう可能性もあるでしょう。

ある程度大学を絞って計画を立てられるよう、やはり下調べやオンラインでの参加を経験しておけると良いですね。

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『「オープンキャンパスは早いうちに行け!」は本当?志望校が決まっていない人はどうすれば良いの?』まとめ

今回はオープンキャンパスに参加するのはいつが良いのか」「志望校が決まっていない人はどうすれば良いのかについてお話しました。

自分の将来を決める可能性が高い大学受験。
その志望校選びで後悔することがないよう、オープンキャンパスにはなるべく早く参加して、大学というもの肌で感じ、理解を深めておくと良いでしょう。

また、志望校が決まっていない人も、「行きたいところが決まったら行く」ではなく、一度どこかしらのオープンキャンパスに参加しておくことを強くオススメします。
オープンキャンパスでその大学について知ったことで、「志望校が決まった!」という人も非常に多いですからね。

オープンキャンパスは7~8月の夏休みにかけて、多く実施されます。
それ以降も、土日を中心に行っている大学もありますが、まとまった時間がとれるこの夏休みは、自分の将来を考えるための大事な機会です。
しっかりと各大学のホームページを参考にしたうえで、参加する大学を決めてください。
予約が必要な大学も多いので、後回しにはせず、すぐに行動に移しましょう。

この夏が、あなたの有意義な時間になることを願っています!

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