【生物は得点源にできる!】合格に大きく近づく夏期講習の受け方を徹底確認!

この記事は約14分で読めます。

「生物の点数が思ったように上がらない…」

理科科目のなかでは「暗記科目」というイメージを持たれている生物という科目。
しかし、「後から詰め込めばなんとかなるだろう」と考えていた人ほど、入試本番で生物に足をすくわれているのを知っているでしょうか。

生物を得意科目に変身させるための第一歩は、ただの「暗記科目」ではなく、「生物現象について考える科目」であると認識を改めることです。
たしかに知識を問われる問題は多いですが、用語や知識を頭に詰め込むだけではなかなか定着せず、得意科目にはできません。
「この現象はどう起こるのだろう」「どんな利点があるのかな」と、仕組みや利点を考えて理解しながら覚えていくことが重要なのです。

共通テストの受験者を見てみると、物理が14万人、化学が18万人なのに対し、生物は約6万人と選択する受験生が比較的少ない科目です。
母数が少ないため、平均点がほかの科目よりも変動しやすく、令和3年度が72.64点なのに対し、翌4年度は48.81点でした。
平均点が高い年に自分が落とすとライバルに大きな差をつけられてしまい、低い年に高得点がとれれば大きなリードに変わります。
つまり、生物は理科科目のなかでも、もっとも差がつきやすい科目と言えるでしょう。

そこで今回は、生物が苦手な人も得意な人も、確実な得点アップにつながる夏期講習の活用法をお伝えします。
後半では実際の講座内容や取り方のバランスも確認しているので、「これを受けたら合格に近づきそうだ!」「自分に必要なのはどれかな?」と、夏休みの過ごし方をイメージしながら読んでみてくださいね。

生物を得点源にして、志望校合格を勝ち取りましょう!

夏にやるべき課題

まずは簡潔に、夏の課題を確認しましょう。
各項目ごとに記事を紹介しているので、内容をより詳しく知りたい人はぜひ参考にしてみてください。

【大学受験】受験生の夏休みの過ごし方とは?効果的な勉強法を紹介
こんにちは、受験コンサルタントの田中です。 大学受験を目指す受験生は、夏休みの過ごし方が合否に影響するといっても過言ではないでしょう。時間がたくさんある夏休みは...

苦手科目の克服

普段はなかなか手が出せていない苦手科目こそ、時間をしっかり確保できる夏の間に対策していきましょう。
受験は総合戦。得意科目をさらに伸ばすよりも、苦手科目は伸びしろが大きく、大幅な得点アップが期待できます。
これは科目に限った話ではなく、苦手単元も伸びしろが大きいと言えますね。

【大学受験】苦手科目と得意科目はどちらを優先して勉強すべき?
こんにちは!四谷学院 受験コンサルタントチームの伊達です。 模試や学校のテストが返却される時期になると、こういった相談が増えます。 『テストの点数を上げたいけれ...

基礎固めの徹底

夏が明けて2学期になると、学校も予備校も問題演習が授業の中心になってきます。
まだ基礎が固まっていない状態だと、いくら演習を積んでも解けるようにはなりません。
2学期から入試直前期までに大きく飛躍できるよう、この夏に準備しておきましょう!

大学受験で大切なのは基礎固め!基礎が抜けている人の特徴もチェック!
塾や予備校の講師、学校の先生など、大学受験に精通した人が必ず言うのが「基礎固めの大切さ」です。難関大学合格者の体験記でも「基礎が大切」というコメントをよく見かけ...

2学期の先取り

高校生の場合は特に、学校でまだ習っていない部分を夏の間に先取りしておく必要があります。
すべてを履修したうえで問題演習に取り組んでいる浪人生に、最後は逆転して勝たなければいけません。

志望校のレベルが高ければ高いほど、当然その大学に合わせた対策や演習量で求められるハードルも高くなりますよね。

「学校でまだ習っていない部分」が多く残っていると、問題演習を行う際もその分野を避けて取り組む必要があり、余計な手間が生じてしまいます。
特に理科は学校の進度が遅いところも多く、年内に終わるかどうか…という高校も珍しくありません。
試験までのラストスパートを全力で取り組めるよう、未習分野の先取りは意識しておきましょう。

四谷学院の夏期講座はひと味違う!

四谷学院では、夏の課題を克服できるよう、「夏期特訓」「夏期講習」という2つのイベントを用意しています。
どちらも成績アップには欠かせない内容なので、組み合わせて活用しましょう!

夏期特訓

四谷学院、夏の最大の名物である夏期特訓。
1日約9時間の授業を3日間1科目集中形式で行います!
※実施時間 9:00~19:30 (間に休憩時間を挟みます)

オススメ
夏期特訓のメリット!
【普段はできない長時間演習!】
●1日約9時間の長時間授業でも、ライバルや仲間と一緒だから集中してがんばれる!
●プロのわかりやすい解説を基に問題が解けるようになり、長時間演習もあっという間に感じられる!
●苦手科目も長時間演習をこなすことで、やり切った自信を獲得できる!

【1科目集中で演習⇒解説⇒演習…!】
●徹底的に演習と解説をくり返し、疑問点をすぐにプロが教えてくれる!
●普段は後回しにしていた内容も、一気に網羅できる!
●問題数を大量にこなすことで、点の取り方がわかってくる!

こんな人にオススメ!
特に苦手意識の強い科目がある人
長時間集中して勉強するのが苦手な人
●これまでなかなか勉強できず、挽回したいと考えている人
●がんばっているのに点数が上がらず、伸び悩みを感じている人

夏期講習

単元やテーマ別にピンポイントで対策できる夏期講習。
プロの先生による集中講義で徹底的に弱点の対策を行い、今後の大きな成長につながること間違いナシです!
※1コマ80分授業 2コマ×3日間の計6コマが基本設定 (講座によって異なります)

オススメ
夏期講習のメリット!
【単元・テーマ別の集中講義】
●「実験考察」や「生態」など、苦手な分野をピンポイントで対策できる!
●その分野にだけ時間を割けるので、深いところまで理解できる!
●説明や解説が中心になるので、普段問題を解くのが苦手な人でも授業についていきやすい!

【80分×6コマの時間設定】
●忙しい人でも、予定を組んで受講しやすい!
●ほかの科目やテーマの講座と組み合わせて、1日のなかでもバランスよく各科目を対策しやすい!

こんな人にオススメ!
苦手分野がハッキリしている人
●さらに伸ばして武器にしたい分野がある人
●忙しくてなかなか勉強時間が確保できない人
●学校の授業が演習ばかりになり、もう一度イチから説明を聞きたい人

夏期特訓 講座紹介

生物 徹底演習

入試に最頻出の「遺伝情報の発現」を中心に、思考力を深める特訓です。
「遺伝」や「発生」
などの関連分野
も扱います。

生物の得点を伸ばすには、知識を丸暗記するのではなく、仕組みや利点を考えて理解しながら覚えていくことが重要です。
この特訓では、上記の分野における重要ポイントを「答案に書ける形」として整理していきます。
2学期以降の演習に向けた準備を完了させ、大きな飛躍につなげましょう。

生物を得点源にしたい人にオススメです!

※生物基礎+生物を必要とする人が対象です

レベル設定
 「上級」「標準~基礎」の2レベル に分かれています。
今の自分にはどのレベルが必要なのか、ぜひ個別相談会で確認してみましょう。

先輩からのオススメ!
千葉大学・医学部医学科 合格!
 生物(上級) 
1学期の授業で習った内容は理解できているとは思っていても、様々なパターンの問題に対応できる自信はなかったのですが、この特訓で多くの問題に触れることでその力を養うことができました。解くペースが一人ひとり違っても、速い人は先の問題を解くことができ、遅い人も遅れが蓄積することがなく、全員が効率よく進んでいけたので良かったです
北海道大学・総合入試理系 合格!
 生物(標準~基礎) (英語)
学校では途中までしか終わっておらず、危機感があって受講しました。この時期は模試などで志望校のレベルに愕然とする事もあるかもしれませんが、夏休み中に全てを完璧にする必要はないので焦らなくて大丈夫です。むしろこの時期は、基礎事項をしっかり身につける事が大切なので、変に背伸びせず自分のレベルに合う授業を受ける事が次へのステップアップに繋がります。

夏期講習 講座紹介

進化 徹底演習ゼミ

「進化」の分野は、生物において非常に重要な内容であり、近年の入試では出題頻度も増加しています。
単に知識を暗記するだけでは歯が立たず、「自然選択」や「遺伝的浮動」など現象を正しく理解し、思考する力が求められます。
また、「ハーディ・ワインベルグの法則」や「分子系統樹」など、計算力を求められる問題も珍しくありません。

基礎知識を確認し、標準レベルの入試問題にもチャレンジしていく、実戦的な講座です。

※生物基礎+生物を必要とする人が対象です

遺伝情報の発現 徹底演習ゼミ

「遺伝子」の分野は、入試でも最頻出のテーマです
遺伝子を理解していなければ、ほかの分野の学習に進むこともできないでしょう。

この講座では、「DNAの複製」⇒「転写」⇒「翻訳」といった「遺伝子発現の流れ」を、基礎から再確認していきます。
「転写調節」「バイオテクノロジー」といった重要事項を一気におさらいできるため、このテーマの学習でつまずいている人は、ぜひ一緒に確認しましょう!

※生物基礎+生物を必要とする人が対象です

先輩からのオススメ!
早稲田大学・人間科学部 合格!
 遺伝情報の発現 徹底演習ゼミ 
夏前まではなかなか問題が解けない状況だったのですが、この講習を受けてから問題の解き方や考え方が分かってきましたバラバラに覚えていたことが一気に繋がった感じがして、とても感動しました。この講座を受けてから今まで嫌いだった生物が今では大好きになりました。とりあえず暗記はしたけど、それをどうしたらいいか分からないというような人にオススメです。分からないことが一瞬で繋がっていくと思います。

遺伝

「遺伝」の分野では、かつて見られた厄介な計算問題はあまり出題されなくなりました。
ただ、一部の大学では、「メンデル遺伝の基本計算」「連鎖と組換え」「伴性遺伝」について、内容を問う問題は引き続き見られます。

志望校の出題内容を確認し、対策が必要な人は必ずおさえておきましょう。

※生物基礎+生物を必要とする人が対象です

動物の発生

この分野では、カエルやショウジョウバエといった生物の発生過程について、その仕組みや流れを詳しく学んでいきます。
図をもとに理解していくことも必要になるため、対策が難しいと感じている受験生も多いようです。

この講座では、入試に必要な知識を整理するだけでなく、「体軸の形成」「母性因子のはたらき」「中胚葉誘導」「神経誘導」など、仕組みの理解をポイントにしています。

※生物基礎+生物を必要とする人が対象です

生態

「生態」は、出題頻度が高く必要な知識量が多いにもかかわらず、対策を後回しにしてしまっている受験生が多い分野です。
この講座では、夏のうちに先取りで基礎知識を固め、考察問題にとりかかるための準備を行います。

学校の進度が心配な人、生物で差をつけたい人にオススメの講座です。

※生物基礎+生物を必要とする人が対象です

先輩からのオススメ!
名古屋市立大学・医学部医学科 合格!
 生態 
生態系の分野は最後に回りやすいうえに暗記量が多いので、夏休みのうちに講習を受けて、まとめて知識の整理をしようと思いました。授業はテキストや図説をどんどん開いていく形式で、ビジュアルと言葉での説明をリンクさせながら理解していくことができました。生態の分野は生物の他の分野とつながるところもあったので、自分の知識の穴も見つかり、良かったです。この講座で頭の中をだいぶスッキリさせることができたのでオススメします。

生物実験考察入門

苦手だと感じている人も多い「実験考察」という分野。
この分野で高得点をマークするには、情報を論理的に読み解く力が必要です。
そのためには、普段の学習から「覚える」ではなく、「理解する」ことを意識して学ばなければいけません。

この講座では、まずは情報量の少ない問題から始め、典型的な問題を解くパターンを身につけていきます。
まさしく入門編の講座であるため、苦手意識を持っている人も大歓迎です。
ぜひ、苦手克服の足掛かりにしてください。

※生物基礎+生物を必要とする人が対象です

ハイレベル生物

東大・京大や早慶など最難関大学を志望する受験生を対象にした講座です。

教科書にも載っていないハイレベルな問題を解くには、「読解力」と「考察力」が不可欠です。
設問を正しく解釈し、発想を広げていかなければ、小問1つを解くことも難しいでしょう。

この講座では、「代謝」「遺伝情報」「進化と系統」といった頻出分野を中心に、難問を切り崩すための思考力を身につけていきます。
生物を誰にも負けない武器に変えていきましょう!

※生物基礎+生物を必要とする人が対象です

入試生物研究

国公立や私立の上位校を志望する受験生を対象にした講座です。

自分では基礎知識が身についていると思っている受験生でも、いざ試験になると思うように点がとれません。
それは、知識を覚えているだけで、実戦的な演習を積めていないためでしょう。

この講座では、「細胞と分子」「代謝」「遺伝情報」「進化と系統」などの分野について、入試問題演習を通じて、考察力や論述力を磨いていきます。

学校のテストではまずまず得点できるのに、模試や過去問になると解法が思い浮かばない…という人は、飛躍のきっかけにしてください。

※生物基礎+生物を必要とする人が対象です

先輩からのオススメ!
九州大学・農学部 合格!
 入試生物研究 
生物の実践練習を始めるためにこの講座をとりました。自分一人ではどうやればいいかわからなかったので、とても良かったです。2学期から入試問題を解くための指針にもなりました。分からない問題は分かるまで教えていただけたので、しっかりと理解できました。生物が苦手だけど二次で得点源にしたい、記述式の問題が自分一人では解けないという方にオススメです。

共通テスト生物基礎

生物基礎のなかでも、苦手とする受験生が多い問題を中心に扱います。
基本的な知識をおさらいしつつ、共通テストで出題されやすい分野や形式を効率的に対策することが可能です。

共通テストで生物基礎を受験する人は、必ずおさえておきましょう。
看護医療系を志望する人にもオススメです。

「生物は得点源にできる!」夏期講習の受け方!まとめ

生物を得点源にするべく、四谷学院ではたくさんの講座を準備しています。
講座内容をしっかり確認して、受講プランを考えてみましょう。

生物を得意科目にするには、暗記科目だと思わずに、「その現象や仕組みについて関心を持ち、常に考えながら学ぶ」ことが欠かせません
しかし、授業ですべての範囲を教えきれない、あるいは年内にようやく終わる…という学校も少なくありません。
すべて習ったうえで演習を行っている浪人生と比較して、理科科目は得点を伸ばしきれずに終わる現役生が非常に多くなってしまっています

これまで主要教科に時間を割いてきたという人も多いでしょう。
だからこそ、1学期までの復習だけでなく、未習分野の先取りまで意識しなければいけません。

生物の夏期講習では「テーマ別対策」を活用し、復習と先取りを徹底しましょう。
そのうえで、難関大を志望する人は、「ハイレベル生物」や「入試生物研究」で入試問題の解き方を身につけて得点力アップにつなげたいですね。

国公立文系や看護志望で、必要な範囲が生物基礎までという人は「共通テスト生物基礎」を受講し、独特な形式に対してのアプローチを学んでおきましょう。

さらに、夏期特訓を活用できるとより効果的です。
長時間の演習と解説によって、体系的な知識の整理を行うことができれば、志望校合格は大きく近づいてきますよ。
高い目標を設定している人や、学校のペースが遅いと感じている人は、このチャンスをぜひ活用してください!

最適な夏の計画を立てるなら個別相談会へ!

詳しい講座紹介や時間割設定は、夏期講座パンフレットに記載しています。
資料請求ページはこちらから

また、随時個別相談会を実施しており、受講計画を相談して決めることも可能です。
パンフレットもその場ですぐにお渡しできるので、ぜひご来校ください!
オンラインでの説明会や通塾も可能ですよ。
相談会予約ページはこちらから

自分が大きな成長を遂げる夏にして、一緒に志望校合格を勝ち取りましょう!

タイトルとURLをコピーしました