教育学部に向いている人の特徴とは?進学するメリットとおもな就職先も紹介!

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こんにちは、四谷学院の奥野です!

教育学部に向いているのは、教育に興味があり人とかかわるのが好きな人、また教員を目指している人です。

教育学部では、教育理論だけでなく、さまざまな学問分野に触れることができます。そのため、教員以外の職種を目指す人にとっても、多くの学びがある学部といえるでしょう。

この記事では、教育学部に向いている人の特徴や進学するメリット、おもな就職先の例を紹介します。教育学部に進学しようか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

教育学部では何を学ぶ?

教育学部は、教育に関するさまざまな事象から教育のあり方を探っていく学部で、学ぶ内容は多岐にわたります。

学校教員に必要な知識や技術だけでなく、人間の成長や発達過程、文部科学省の政策、社会や企業における人材教育、家庭教育なども学びの対象になります。

近年は、不登校やいじめ、校内・家庭内暴力などの課題に対して社会学・心理学の観点からアプローチし、それらが起きる原因や解決方法を探る研究が活発に進められています。

研究分野が幅広く、さまざまな切り口から教育にアプローチするため、学校教員を目指す人でなくとも学びの多い学部であるといえるでしょう。

教育学部が向いている人の特徴3つ


教育学部は、以下の特徴がある人に向いています。

1.教育に興味がある人

学校教育や塾、習い事など、さまざまな教育のあり方について興味がある人は、教育学部に向いています。
教育理論や子どもの発達心理などを学びたい人にとって、教育学部は学びの多い場になるでしょう。

また、心理学・社会学・政治学など他領域の学問についても学ぶため、教育理論以外の分野にも意欲的に取り組む姿勢が求められます。

2.人とかかわるのが好きな人

教育学は人を相手にする学問のため、人が好きで、さまざまな人とのコミュニケーションを大切にする人は教育学部に向いているといえます。

また、教育学部では卒業後の職業に教員を選ぶ人は少なくありませんが、学校現場では生徒・学生や保護者など、多くの人と信頼関係を築く必要があります。

そのため、チームワークを重んじ、他者と協力しながら問題解決を図ることが苦にならない人も、教育学部に向いているといえるでしょう。

3.教員を目指している人

将来的に教員として活躍したい人にとって、教育学部はぴったりの学部です。
教育学部で意欲的に学ぶことで、教育に関する法律や指導ノウハウ、教員に必要な心構えなど、教育現場で活かせる知識やスキルをしっかりと身につけられるでしょう。

また、教員に限らず、教育政策や学校経営に携わりたい人にとってもおすすめの学部です。

教育学部に進学するメリット

ここでは、教育学部に進学するおもなメリットを見ていきましょう。

幅広い知識を学べる

教育学部では幅広い知識を得ることができ、教員志望でない人にとっても学びの多い学部です。

「教育とは何か」「教育のあり方とは」という本質的な問いを突き詰めるには、人間や社会についての深い理解も持ち合わせていなければなりません。

そのため、教育学部では教育理論だけでなく、心理学・社会学・政治学・法律学・人文科学など、幅広く学ぶことになります。

他領域の学問を学び、視野を広げられることは、大きなメリットといえるでしょう。

資格が取得しやすい

教育学部では、さまざまな資格の取得が可能です。取得できる資格は学校や専攻、履修科目によって異なるため、進路選択の際にはしっかり確認しましょう。

以下に、教育学部で取得できるおもな資格をまとめました。

資格名資格概要
幼稚園教諭一種免許状幼稚園の教員になるための国家資格。幼稚園経営者や園長になることも可能
小学校教諭一種免許状国公立・私立の小学校で教員になるための国家資格。原則として、すべての教科を一人で指導する
中学校教諭一種免許状国公立・私立の中学校で教員になるための国家資格。教科ごとに資格を取得する必要がある
高等学校教諭一種免許状国公立・私立の高等学校で教員になるための国家資格。教科ごとに資格を取得する必要があり、中学校教諭よりも専門的な知識が求められる
特別支援学校一種免許状特別支援学校、盲学校、ろう学校、一般校に併設されている特別支援学級の教員になるための国家資格
図書館司書図書館の業務全般に関しての専門的知識があることを証明する国家資格
学芸員博物館や美術館で資料の収集・保管・展示・活用・調査研究などを行うための国家資格

教育学部のおもな就職先の例


ここでは、教育学部を卒業した場合の就職先の例を見ていきましょう。

地方公務員

一般的に、教員免許状を活かせる就職先として、地方公務員である公立学校の教員をイメージする人は多いでしょう。

教育現場は人手不足のため、過重労働になりやすいという課題はあるものの、公務員は雇用が安定しており、賞与が支給されるなどのメリットもあります。

国家公務員

教育業界を根本から支えたり変えたりしたいと思っている人は、国家公務員である文部科学省職員を目指すのもおすすめです。

国家公務員試験と教員採用試験には似ている部分もあるため、学んでいくうちに教員志望から国家公務員志望へと希望進路を変える人もいます。

一般企業

一般企業に就職して、教育学部での学びを活かすという選択肢もあります。

特に出版業界では、教科書や参考書の制作、受験ガイドや入試情報雑誌の編集など、教育学部で得た知識を活かせる仕事が多く存在します。

また、人材育成や教育にかかわる業務を担う部署でも、教育学部で習得した知識やスキルを活かせるでしょう。

まとめ:四谷学院で志望校合格を目指そう!

教育学部に向いているのは、教育や人間に興味がある人、将来は教員になりたいと考えている人です。教育学部には、幅広い学問分野に触れられたり、さまざまな資格を取得できたりするメリットがあります。

教育学部で学ぶために志望校への合格を目指すには、適切な方法での学習が欠かせません。四谷学院では、「科目別能力別授業」と「55段階個別指導」を組み合わせたダブル教育で、効率的に理解力と解答力をアップさせます。四谷学院独自のダブル教育で、合格を目指しましょう。

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