こんにちは!四谷学院の奥野です。
合格に一歩およばず不合格になってしまっても、諦める必要はありません。正規合格者が辞退した場合、補欠合格のチャンスがあります。大切なのは、そのチャンスを逃さないことです。
本記事では、大学受験における補欠合格と正規合格、繰り上げ合格の概要を紹介し、補欠合格の通知方法や電話に出られなかった場合の対応方法なども解説します。
目次
補欠合格とは
補欠合格とは、入試で正規合格者が入学を辞退した場合に、追加で合格とするための候補者を選定することです。
つまり、補欠合格は合格が保留されている状態であり、入学が確定しているわけではありません。
正規合格との違い
正規合格とは、通常の選考基準を満たして合格したことです。
ただし、正規合格者の全員が入学するわけではありません。例えば、ほかの大学にも合格している場合は、片方の入学を辞退することになります。
繰り上げ合格との違い
繰り上げ合格とは、正規合格者が入学を辞退した場合に、事前に決まった順位に基づいて補欠合格者を正規合格者へ繰り上げることです。
合格者の順位に応じて補充されるため、一般的には事前に通知された補欠合格者のなかから選ばれます。大学によっては、不合格者に追加で繰り上げ合格を出す場合もあります。
補欠合格と繰り上げ合格は同じように「合格」と付いていますが、状態が異なる点に注意しましょう。
補欠合格の通知方法
ここでは、補欠合格と繰り上げ合格の通知方法と確認の仕方、通知時期などを詳しく解説します。
通知方法と確認の仕方
繰り上げ合格を狙うためには、まず補欠合格者にならなければなりません。
ただし、補欠合格を発表する大学は少なく、まったく通知されないかWeb出願システムなどを利用してオンラインで通知されます。
そして、繰り上げ合格は電話や郵送、Web出願システムによるオンラインなどで通知されます。
入学日が近い3月下旬では電話による通知が多く、電話で入学意思を確認され、入学意思がある人には合格通知書や入学手続き書類が発送されるという流れになるでしょう。
連絡が取れない場合は不合格となる可能性もあるため、電話に気付けるようにする必要があります。
補欠合格と繰り上げ合格の通知時期
補欠合格の通知時期は、試験や入試のスケジュールによって異なります。また、大学の判断によっても異なり、一律の基準はありません。
一方、繰り上げ合格の場合は、正規合格者の入学手続きが済んでから対象者が決定されるため、3月中旬から下旬など比較的遅い時期になることが多い傾向があります。
繰り上げ合格の電話に出られなかった場合の対処法
補欠合格や繰り上げ合格を通知する電話に出られなかった場合は、折り返し電話をするか大学に連絡してその旨を伝えたほうがよいでしょう。
一度電話に出られなくても、ただちに不合格になることは少ないと考えられます。
ただし、大学としては早く人数を確定させたいため、何度電話しても連絡が取れない場合は次の補欠合格者に連絡がいく可能性があります。
また、大学からの電話が非通知でかかってくる場合もあるため、この時期は非通知拒否の設定を解除し、着信に注意を払っておくことが重要です。
繰り上げ合格は減少傾向
2021年度入試までは、政府が行っている定員厳格化の影響により多くの繰り上げ合格者が出ていましたが、2022年度入試では繰り上げ合格者が減少しました。
2023年度からは定員厳格化の緩和が決められたため、今後もさらなる繰り上げ合格者の減少が予想されています。
一方で、2023年度入試からは単年度での合格者数の縛りがなくなるため、正規合格者は増加すると考えられています。
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