群馬大学の受験対策!難易度や合格に向けての勉強法を解説

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こんにちは!四谷学院の奥野です。

群馬大学は、共同教育学部、情報学部、社会情報学部(2021年4月学生募集停止)、医学部、理工学部を有する国立大学で、2023年に創基150周年を迎えます。

この記事では、群馬大学の入試の特徴や難易度、倍率、合格するための効率的な勉強方法についてご紹介します。

群馬大学の受験を考えている方や、勉強しているのに成績が伸び悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

※本記事に記載されている情報は2023年6月26日現在のものです。最新の情報は群馬大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

群馬大学の入試問題で問われる能力

まず、群馬大学が求めている人材(学生)や入試の特徴、難易度について解説します。

群馬大学はどんな人材(学生)を望んでいるのか

群馬大学は以下の基本理念に基づいて、アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)を掲げています。

<群馬大学の基本理念>

  1. 新しい困難な諸課題に意欲的、創造的に取り組むことができ、幅広い国際的視野を備え、かつ人間の尊厳の理念に立脚して社会で活躍できる人材を育成する。
  2. 教育及び研究活動を世界的水準に高めるため、国内外の教育研究機関と連携し、世界の英知と科学・技術の粋を集め、常に切磋琢磨し、最先端の創造的な学術研究を推進する。
  3. 教育及び研究の一層の活性化と個性化を実現するため、大学構成員の自主性、自律性を尊重し、学問の自由とその制度的保障である大学の自治を確立するとともに、それに対する大学としての厳しい自己責任を認識し、開かれた大学として不断の意識改革に努める。

引用:群馬大学 基本理念

<アドミッション・ポリシー>

  1. 高等学校の教育課程についての総合的な理解と大学教育を受けるにふさわしい基礎学力がある。
  2. 専門分野を学ぶ上で必要な基礎知識と強い探究心、コミュニケーション能力を持っている。
  3. 主体的に学ぶ姿勢と、論理的で柔軟な思考能力を持っている。
  4. 知的好奇心が旺盛で、新しい課題に積極的に取り組む意欲がある。
  5. 高い志と豊かな発想力を持ち、未来を切り開く夢と情熱を持っている。
  6. 地域社会や国際社会に貢献する意欲とリーダーシップを持っている。

引用:群馬大学 群馬大学の教育ポリシー

また、群馬大学では、学部ごとにアドミッション・ポリシーが掲げられています。詳しく知りたい方は群馬大学の教育ポリシーをご覧ください。

群馬大学入試の特徴

群馬大学で導入されている入試方式は、大きく以下の6つに分けられます。

一般選抜

大学入学共通テストのあと、個別学力検査、小論文、面接、実技試験、調査書などの結果を総合して合否が判定されます。

学部・学科はもちろん、前期日程と後期日程でも実施する内容が大きく変わります。また、後期日程を実施しない学部・学科・専攻もあるので注意しましょう。

なお、学部問わず数学が必須教科に指定されている点が特徴的で、基本的には数学Ⅰ・数学A・数学Ⅱ・数学Bから、指定された科目数で大学入学共通テストを受験します。

学校推薦型選抜

学校推薦型選抜は学部・学科によって、大学入学共通テストを課さない「Ⅰ」と大学入学共通テストを課す「Ⅱ」に分かれます。

出願区分は一般枠やプログラム特別枠、GFL(グローバルフロンティアリーダー)特別枠などさまざまです。

帰国生選抜

帰国生選抜は、日本国籍を有している、もしくは日本国に永住権を有している人で、かつ外国に在住し、外国で所定の学校教育を受けた人が対象です。

選抜方法は学部・学科・専攻などによって多少異なりますが、おもに小論文や面接、出願書類を総合して合否が決まります。

社会人選抜

社会人選抜は、情報学部と医学部保健学科で行われています。

情報学部の場合は、家事・家業従事者を含む社会人経験が5年以上ある23歳以上の人が対象です。
また、医学部保健学科の場合は、家事・家業従事者を含む社会人経験が3年以上ある25歳以上の人が対象です。

合否は、おもに小論文と面接、学力テスト、出願書類を総合して判定されます。

総合型選抜

総合型選抜を実施する学部は、理工学部です。

合否は、第1次選抜と、第1次選抜の合格者に対して行われる第2次選抜の結果を総合して判定されます。

第1次選抜では、調査書と志望理由書、自己推薦書の内容をもとに合否が決定され、第2次選抜では約20分間の面接が行われます。

私費外国人留学生選抜

私費外国人留学生選抜は、日本国籍を有しないが、大学入学に支障のない在留資格を有する、または有する見込みのある人が対象で、所定の要件を満たす必要があります。

合否は、日本学生支援機構が行う日本留学試験の成績と、各学部で実施する個別学力検査等、成績証明書を総合して判定されます。

なお、理工学部においては、下記のうちいずれか1つの成績も判定の対象となります。

  • TOEFL-iBT
  • TOEFL-ITP(群馬大学で実施したもの)
  • TOEIC Listening & Reading Test
  • TOEIC-IP(群馬大学で実施したもの)
  • IELTS

各選抜方式の詳しい日程などは、群馬大学入試情報をご確認ください。

群馬大学の入試概要


ここからは、群馬大学の入試概要を解説します。

出願資格について

群馬大学の出願資格は、選抜方式によってそれぞれ定められています。ここでは一般選抜における出願資格を紹介します。

ほかの選抜方式における出願資格は、入学者選抜に関する要項でご確認ください。

一般選抜については、次の①から⑩のいずれかに該当し、本学が指定する当該年度大学入学共通テストの教科・科目を受験した者とします。

①高等学校を卒業した者又は入学年の3月までに卒業見込みの者

②中等教育学校を卒業した者又は入学年の3月までに卒業見込みの者

③通常の課程による12年の学校教育を修了した者(通常の課程以外の課程によりこれに相当する学校教育を修了した者を含む。)又は入学年の3月までに修了見込みの者

④外国において学校教育における12年の課程を修了した者若しくは入学年の3月までに修了見込みの者又はこれに準ずる者で文部科学大臣の指定した者

⑤文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了した者又は入学年の3月までに修了見込みの者

⑥専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る。)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者又は入学年の3月までに修了見込みの者

⑦文部科学大臣の指定した者

⑧高等学校卒業程度認定試験規則(平成17年文部科学省令第1号)による高等学校卒業程度認定試験に合格した者(廃止前の大学入学資格検定規程(昭和26年文部省令第13号)による大学入学資格検定に合格した者を含む。)又は合格見込みの者で、入学年の3月までに18歳に達する者

⑨学校教育法(昭和22年法律第26号)第90条第2項の規定により本学以外の大学に入学した者であって、本学において、大学における教育を受けるにふさわしい学力があると認めた者

⑩本学において、個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、入学年の3月までに18歳に達する者

参考:群馬大学 入学者選抜に関する要項

試験科目や合格要件

群馬大学の学部ごとの試験科目や配点は以下のとおりです。

ここでは一般選抜の前期日程における、大学入学共通テストの利用科目などについて解説します。なお、以下のデータはすべて2023年6月26日現在のものです。

共同教育学部

<学校教育教員養成課程 人文社会系>

教科科目配点
国語「国語」必須200
地歴

 

公民

2科目選択

「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」から少なくとも1科目選択

 

「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理,政治・経済」

200

 

数学

 

「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ」「数学Ⅱ・数学B」から1科目選択100
理科

ア又はイを選択

ア:「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」から2科目選択

 

イ:「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目選択

100
外国語「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1科目選択200

 

<学校教育教員養成課程 自然科学系>

教科科目配点
国語「国語」必須200
地歴

公民

1科目選択

「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」

「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理,政治・経済」

100
数学

 

「数学Ⅰ・数学A」必須
「数学Ⅱ・数学B」必須
200
理科「物理」「化学」「生物」「地学」から2科目選択200
外国語「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1科目選択200

 

<学校教育教員養成課程 芸術・生活・健康系>

教科科目配点
国語「国語」必須200
地歴

 

公民

1科目選択

「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」

 

「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理,政治・経済」

100
数学

 

「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ」「数学Ⅱ・数学B」から1科目選択100
理科

ア又はイを選択

ア:「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」から2科目選択

 

イ:「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目選択

100
外国語「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1科目選択200

 

<学校教育教員養成課程 教育人間科学系>

教科科目配点
国語「国語」必須200
地歴

 

公民

2科目選択

「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」から少なくとも1科目選択

 

「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理,政治・経済」

200
数学

 

「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ」「数学Ⅱ・数学B」から1科目選択100
理科

ア又はイを選択

ア:「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」から2科目選択

 

イ:「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目選択

100
外国語「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1科目選択200
情報学部

情報学部の大学入学共通テストの利用教科・科目は、a~cのいずれかです。

<情報学科a>

教科科目配点
国語「国語」必須200
地歴「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」から2科目選択*200
または
*100
(選択教科)
数学

 

「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」から1科目選択

「数学Ⅱ」「数学Ⅱ・数学B」「簿記・会計」「情報関係基礎」から1科目選択

200
理科

ア又はイを選択

ア:「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」から2科目選択

 

イ:「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目選択

*100
または
*200
(選択教科)
外国語「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1科目選択200

 

<情報学科b>

教科科目配点
国語「国語」必須200
地歴

 

公民

「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」から1科目選択

 

「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理,政治・経済」から1科目選択

*200
または
*100
(選択教科)
数学

 

「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」から1科目選択

「数学Ⅱ」「数学Ⅱ・数学B」「簿記・会計」「情報関係基礎」から1科目選択

200
理科

ア又はイを選択

ア:「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」から2科目選択

 

イ:「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目選択

*100
または
*200
(選択教科)
外国語「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1科目選択200

 

<情報学科c>

教科科目配点
国語「国語」必須200
地歴

 

公民

1科目選択

「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」

 

「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理,政治・経済」

*200
または
*100
(選択教科)
数学

 

「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」から1科目選択

「数学Ⅱ」「数学Ⅱ・数学B」「簿記・会計」「情報関係基礎」から1科目選択

200
理科

ウ又はエを選択

ウ:「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」から2科目選択

「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目選択

 

エ:「物理」「化学」「生物」「地学」から2科目選択

*100
または
*200
(選択教科)
外国語「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1科目選択200

 

医学部

<医学科>

教科科目配点
国語「国語」必須100
地歴

 

公民

1科目選択

「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」

 

「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理,政治・経済」

*50
(選択教科)
数学

 

「数学Ⅰ・数学A」必須

「数学Ⅱ・数学B」必須

100
理科

 

「物理」「化学」「生物」から2科目選択100
外国語「英語」「ドイツ語」「フランス語」から1科目選択100

 

<保健学科>

教科科目配点
国語「国語」必須200
地歴

 

公民

1科目選択

「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」

 

「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理,政治・経済」

*100
(選択教科)
数学

 

「数学Ⅰ・数学A」必須

「数学Ⅱ・数学B」「簿記・会計」「情報関係基礎」から1科目選択

200
理科

 

「物理」「化学」「生物」から2科目選択200
外国語「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1科目選択200
理工学部

<物質・環境類、電子・機械類>

教科科目配点
国語「国語」必須200
地歴

 

公民

1科目選択

「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」

 

「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理,政治・経済」

*100(選択教科)
数学

 

「数学Ⅰ・数学A」必須

「数学Ⅱ・数学B」「簿記・会計」「情報関係基礎」から1科目選択

200
理科

 

「物理」「化学」「生物」「地学」から2科目選択200
外国語「英語」必須200

※最新の情報は必ず、最新の募集要項にてご確認をお願いします。

出願者数や合格者数のデータ

群馬大学の出願者数や合格者数、実質倍率は以下のとおりです。なお、ここでご紹介するのは、2023年度一般選抜の前期日程におけるデータです。

学部学科・専攻受験者数合格者数実質倍率
共同教育学部人文社会-国語24151.6
共同教育学部人文社会-社会24161.5
共同教育学部人文社会-英語17131.3
共同教育学部自然科学-数学16131.2
共同教育学部自然科学-理科31161.9
共同教育学部自然科学-技術1381.6
共同教育学部芸・生・健-音楽13101.3
共同教育学部芸・生・健-美術1281.5
共同教育学部芸・生・健-家政21102.1
共同教育学部芸・生・健-保健体育38132.9
共同教育学部教育人間-教育641.5
共同教育学部教育人間-教育心理942.3
共同教育学部教育人間-特別支援教育1591.7
情報学部情報学科2501102.3
医学部医学科198712.8
医学部保健学科-看護学95382.5
医学部保健学科-検査技術科学37221.7
医学部保健学科-理学療法学2983.6
医学部保健学科-作業療法学2583.1
理工学部物質・環境類2771831.5
理工学部電子・機械類1721121.5

※最新の入試データは、群馬大学入試データでご確認ください

各科目の試験問題の特徴

群馬大学の入試対策をするために、試験問題の特徴や傾向をつかんでおきましょう。ここでは、群馬大学の一部科目における試験問題の特徴をご紹介します。なお、学部・学科によって試験内容は異なる可能性があります。

英語

大問数は3問で、解答形式はマーク式と記述式の併用です。英作文や和訳、長文読解などが出題され、文法や語法、読解力が試されます。
問題のレベルは標準的ですが、毎年出題傾向が変わるため、どのような問題にも対応できる力が必要です。

数学

大問数は5問で、基礎~標準的な問題が多く、難易度は高くありません。融合問題が出題されるため、苦手分野を作らないことが重要です。
まずは幅広い分野で基礎的な知識を身に付け、それらの総合力を養うことから始めましょう。

理科

大問数は3~7問で、受験する学部や科目によって異なります。

物理は問題数が多く、スピードと正確性の両方が求められます。複雑な文字式も多く出題されるため、解答だけでなく途中式にも注意を払いましょう。
幅広い分野から出題されますが、特に力学と電磁気からは毎年出題されています。基礎知識が必要であり、問題の難易度は標準レベルです。

化学は標準レベルよりもやさしめの問題が多いため、問題数は多いものの高得点を目指せるチャンスです。
特に「有機・高分子」の分野がよく出題され、細かい知識が求められる傾向があります。まずは基礎問題でしっかりと点数を取る対策をし、それから発展問題の演習に取り組むのがおすすめです。

生物の試験では、標準レベルかやや難しい問題が出題されるため、迅速かつ正確に解答する力が求められます。過去問で繰り返し演習し、出題パターンに慣れることが大切です。

群馬大学入試の難易度

Benesseの大学受験・進学情報「マナビジョン」のデータでは、群馬大学の入試の偏差値は51~76、共通テスト得点率は59~85%となっています。
以下は、学部別の偏差値データです。

学部偏差値
共同教育学部51~61
情報学部55~59
理工学部51~55
医学部(医学科)76
医学部(保険学科)52~60

出典:Benesseの大学受験・進学情報「マナビジョン」

群馬大学に合格するための勉強方法


ここからは、群馬大学に合格するための勉強方法をご紹介します。

群馬大学に入るには、何をすればいい?

群馬大学の入試問題の難易度は標準レベルですが、その分競争率が高くなりやすいため、ミスを減らすことが重要です。

また、試験科目によっては、試験時間に対して問題量が多い場合があります。過去問の演習を本番さながらに行い、時間配分の練習をしましょう。

受験期の過ごし方

受験を控えている1年間は、合否に直結する重要な期間です。群馬大学の合格を目指すには、以下を参考に長期的なスケジュールを立てましょう。

  • 春(4~6月):基礎を徹底的に身に付ける期間です。教科書を中心に学習を進め、苦手分野を洗い出しましょう。例えば英語では、単語や文法などを重点的に暗記するのがおすすめです。
  • 夏(7~9月):集中して苦手分野を克服する期間です。モチベーションを維持するために短期的な目標を設定し、進捗を確認することも重要です。
  • 秋(10~12月):秋には大学入学共通テストの対策を開始しましょう。基礎知識を固めたあとは、応用力を高めることで個別学力検査の対策にもなります。
  • 冬(1月~):過去問を活用して、繰り返し演習を行う時期です。過去問を解いたあとは必ず解説を確認し、復習が必要な箇所を洗い出しましょう。

予備校で勉強する場合

予備校によっては、受験に必要な学力まで到達できないかもしれません。

特に大手予備校の集団授業では、一度に多くの生徒が同じ授業を受けるため、漫然と授業を受けるだけとなってしまい、知識が定着しづらい傾向があります。

予備校の授業のレベルが自分にとって適切かを確認しながら、苦手分野や理解できなかった箇所を先生に質問するなど、積極的な姿勢で取り組むことが、学習効果を高めるポイントです。

四谷学院のカリキュラムのご案内

予備校の授業に起こりがちな問題を解決したいなら、四谷学院の科目別能力別授業と55段階個別指導の「ダブル教育」をおすすめします。

科目別能力別授業

四谷学院の科目別能力別授業では、科目と能力の2つでクラス分けが行われます。

これにより、自分に合ったレベルの授業を受けられ、苦手科目でついていけなくなることや、得意科目で物足りなさを感じることもありません。

「科目ごとのレベルの不一致」が起こりにくく、効率的に成績向上を目指せます。

55段階個別指導

55段階個別指導では、マンツーマンでの指導により、科目別能力別授業ではやや不十分となりやすい解答力を高められます。

55段階のテストを通じて解答力をチェックし、中1レベルから東大レベルまでの幅広いレベルを段階的に学ぶことで、効率的に学力を伸ばすことが可能です。

まとめ:群馬大学入試は丁寧に解く力が重要!

【群馬大学の入試概要】

  • おもな入試方式は、一般選抜(前期日程・後期日程)、学校推薦型選抜、帰国生選抜、社会人選抜、総合型選抜、私費外国人留学生選抜の6つ
  • 難易度は標準

【群馬大学の入試データまとめ】

  • 一般選抜の前期日程における実質倍率は1.2~3.6倍(2023年度)。学部や学科によって大きな差がある

【勉強方法まとめ】

  • 基礎的な知識を問われる問題が多いため、教科書や用語集を丁寧に学習しておくのがおすすめ
  • 時間が足りなくなる科目が多いため、時間配分の練習が重要

群馬大学入試の難易度はそれほど高くない分、競争率が高くなりやすい傾向にあります。基礎を徹底したうえで、いかにミスを少なくして問題を解くかが重要です。

そこでおすすめなのが、四谷学院の独自システム「ダブル教育」です。自分の学習レベルにあった授業で、効率的な成績向上が望めます。気になる方はぜひお問い合わせください。

※本記事でご紹介した情報は2023年6月26日現在のものです。最新の情報は群馬大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

失敗しない予備校選びは説明会参加が重要!

予備校選びは大学受験の合否に大きな影響を与えます。インターネットの情報だけでは限界があるため、実際に説明会に参加し、自分に合った予備校を選びましょう。

以下の記事では、予備校の入学説明会について詳しく解説しています。説明会に参加する際の疑問や不安を解消するために、ぜひご一読ください。

予備校の入学説明会って何をやるの?どうやって参加する?
入学前に説明会を行っている塾・予備校がほとんどです。 これからあなたが長い時間を過ごす場所になりますから、 「ここで目標に向かってがんばれそうか?」 「自分の力を100%引き出してくれそうか?」 説明会に参加して、ご自身の目で確かめるのが一番です。 この記事では、予備校の説明会に参加するときに感じがちな、あなたの疑問や不安を解消します。

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