通信制高校から大学進学を目指す方に!予備校選びの5つのポイント

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今、通信制高校に通っているけれど、大学受験に不安で予備校に通う場合、しっかり勉強できる環境はもちろん、学習サポートしてくれる予備校を選びましょう。
このページでは、安心して通える予備校にはどんな特徴があるのか見ていきます。予備校選びの際に参考にしてみてくださいね。

通信制高校から大学受験できるのか?

通信制高校では、一般的に全日制高校よりも授業やテストの難易度が低めであるとされています。入学試験では面接や書類審査が中心であることも影響しているかもしれません。
また、学校に通って直接授業を受ける日数は少ないので、勉強でわからないことがあってもすぐに質問して疑問を解消することが難しく、全日制高校に比べて学習効率がよくないということはあります。また授業の難易度も高くないことが多く、内容の易しいレポート形式のテストであると、大学受験に対応していないということもあります。

こうした通信制高校独自のシステムのために、「大学に進学できない」と言うヒトがいますがそれは違います!通信制高校から大学に合格することはできます!!実際、通信制高校に通う生徒の20%程度が大学に進学しています。

基礎学力をしっかり身につければ、大学受験に対応できる学力を身につけることももちろん可能です。そのために、大学受験にプロである予備校・塾の力を借りるのが最も効率がよいでしょう。

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予備校選びの5つのポイント

■5つのチェックポイント

  • プロ講師の授業が受けられる
  • 理解に合わせて指導が受けられる
  • 自学習についても、やるべきことが明確である
  • 進路相談など勉強以外のサポートがある
  • 通信制高校や高認からの大学受験の合格実績がある
通信制高校の中には大学受験サポートしてくれるところもありますが、そうしたサポートがない場合には、全日制の高校生と同じように、通信制高校に通いながら予備校で勉強することで、より効率よく大学受験という目標に向かって進むことができます。

上に挙げた5つの予備校のチェックポイントについて、それぞれ詳しく見ていきます。

(1)プロ講師の授業が受けられる

予備校や塾、個別指導教室などでは、大学生が勉強を教えたり進路指導をしたりすることもあります。実際に自分で勉強して大学合格した人ですから、その経験をもとに教えてくれるわけですが、必ずしも経験が生きるわけではありません。たった1回の合格経験をもとに教えてくれるわけですから、一言で言えば経験不足の先生にあたる可能性が高いと言えます。
であれば、大学受験のプロ講師に教わった方がずっと質の高い学習指導を受けられると言えるでしょう。

なお、「講師が売り」という予備校・塾の場合、講師によって指導力に差が出る場合があります。「あの有名な先生に教えてもらいたい」と思って入学しても、志望大学が異なったりコースが異なったりすれば、お目当ての先生の授業が受けられない可能性があります。また人気講師の授業は定員制で競争率が高かったり、オンライン授業(録画映像の授業)の場合もあるので、必ずしも希望通りの勉強が出来ないこともある、ということに注意しましょう。

システムやカリキュラムなど、講師陣以外にも魅力を感じる予備校を選ぶとよいでしょう。

(2)理解に合わせて指導が受けられる

習熟度にあわせて授業が受けられたり、分からないところをマンツーマンで指導してもらえたり、一人ひとりに合わせた指導を受けたいものです。
中には、志望大学や在籍高校でクラス分けをしている予備校・塾もあります。実際にテストを受けて、今の実力に合ったら授業を受けられないのならばは効果してしまいます。また、「英語は得意だけど数学はニガテ」とか、「現代文は得意だけど、古文はあんまり…」など、科目ごとにばらつきがあることも珍しくありません。科目別能力別授業であれば、あなたにぴったりの授業が受けられるので安心ですね。

中には「レベル別授業」と謳っているにもかかわらず、高校名でクラス分けをしたり、テストではなく自己申告でクラスを決めたりするケースもありますので、実際に「理解に合わせて指導が受けられるのか?」しっかりと説明を聞いておく必要があります。
「予備校に入る時にテストを受ける」というのはちょっと緊張かもしれませんが、まずは今の実力を把握することはとても大切なことですから、大学合格への第一歩と思ってがんばってみましょう!

(3)自学習についても、やるべきことが明確である

実は予備校や塾に通っても、授業を受けたり質問をしたりする時間はごく一部です。大半を「自学習」することになります。自学習は、授業や質問以外で予備校の自習室で勉強したり、自宅で一人で勉強する時間のことを指します。学校や塾には真面目に通っているけれど、なかなかテストの点数が伸びない場合、「自学習がうまくいっていない」ことが理由のことが多いんです。たとえば・・・「何をやっていいか分からないから、とりあえず過去問をやる」「模試はがんばる!でも終わったら成績表を見て終わり」など、せっかくのやる気が空回りしている状況です。一人で学習スケジュールをたてて実行するのはかなりハードルが高いので、学習スケジュールについてもしっかりサポートを受けられるとよいでしょう。

・いついつまでに●●の範囲を終えることを目標とする
・同じ志望校に合格した先輩がこの時期の偏差値が●●点だったから次の模試でははそこを目標にする
・この分野が苦手だから、今月はここを中心にテキスト●●ページまで進める など

このように、具体的な計画を立て、それがきちんとクリアできたかどうかチェックしてもらえると理想的です。やるべきことが明確であるほど、「できた/できない」もはっきりします。クリアできたなら達成感を得ることができモチベーションも上がります。もしクリアできなかったのであれば課題が見えてきますから、いずれにしても一歩前進です!

(4)進路相談など勉強以外のサポートがある

高校によっては、大学受験情報をあまり持っていないケースもあり、そうしたときには高校の先生からの進路指導が不十分であるかもしれません。そうした進路相談の不足や不安を補うのが予備校の役割の1つでもあります。

勉強以外にも、最新の大学受験情報を使って進路指導を行ってくれる予備校を探しましょう。志望校や志望大学が決まらなかったり、自学習の進め方に不安を感じてたりする時などにも、相談にのってくれるシステムがあらかじめ組み込まれている予備校がベストです。というのも、相談にのってくれるけれどその場限りであれば、毎回1から自分の悩みを離さなければならないので時間の無駄になってしまいます。年間を通して、しっかりサポートしてくれる担任制・専任制のサポートシステムが安心です。

通信制高校の場合、毎日校舎に通うわけではないので自由になる時間が比較的多いといます。受験勉強だってやろうと思えばできる!全日制に比べたら「勉強時間」というのは有利なポイントなります。しかしその一方で不利なのは「不安の共有ができる人が少ない」ということ。同じ通信制でがんばっていた友達が、受験が近づくにつれてどんどん調子を崩していくのを目の当たりにする人も…そんなときには自分の不安や悩みごとを先生に聞いてもらいましょう。たくさんの生徒を見ているからこその助言がもらえますし、何よりも不安を信頼できる人に聞いもらうことによって、気持ちが落ち着いてきます。安心できる言葉がもらえれば、試験本番で100%の力を発揮できるでしょう。

(5)通信制高校や高認からの大学受験の合格実績がある

通信制高校の場合、全日制高校と授業の進め方やテスト形式が違ったりします。また、大学受験を目指す生徒が比較的少ないこともあり、モチベーションの維持に苦心する生徒もよく見かけます。

通信制高校の受験生を指導したことのある塾・予備校であれば、本当に必要なサポートが期待できます。たとえば、「通信制高校出身の先輩は、こんな風に勉強に時間を使っていた」「こんなことに悩んでいたけど、こうやって解決した」「この時期、ここまで進んでいた」などなど、情報があれば、それを目標にしながら頑張ることができます。自分と同じ通信制高校でがんばりながら志望大学に合格した!というが分かれば、大きな励みになることでしょう。

あなたのスタイルでOK!

自宅で受験勉強を進めたい、予備校の雰囲気に慣れたいなど、学習スタイルは一人ひとり異なります。また、向き不向きもあるので一概に「これがよい」とは言えません。しかし、大学受験本番は、通信制高校出身でも、全日制高校出身でも、高認試験合格でも、すべて条件は同じです。
学校になじみにくくても予備校ではとても楽しい時間を過ごせたという話も聞きます。予備校で一生の友達に出会えた人もいるんです。予備校に行くハードルが高いのであればオンライン予備校やオンライン個別指導を受けてみるのもよいでしょう。普段はオンラインだけど、夏期講習などの学習イベントには参加するなど柔軟に対応できる予備校もあります。

進学校の高校生であっても、学校に通うだけで志望校合格を目指す人はごくわずかです。ほとんどの人たちが予備校や塾を併用して、大学受験を目指します。大学入試を突破するためには、高校の授業だけで十分とは言えません。ですから、
ぜひあなたにぴったりの予備校を見つけてください!

通信制高校から大学進学のために必要なこと

早めに目標を立てよう!

通信制高校の場合、特に大学受験を目指す際に予備校の比重が大きくなります。つまり、予備校選びが大学合格に直結するということ。だからこそ、予備校・塾選びは慎重に行いましょう。できれば、通信制高校からの実績が十分にある予備校を選ぶことをおすすめします。あなたにとって本当に必要な受験サポートを受けられる可能性がぐっと高まるからです。

ゴールは大学合格!

通信制高校の目的は「高校卒業」という方も多くいます。それも1つのゴールです。しかし、もしも大学に進学したいのであれば「現役合格」を目指してみませんか?高校に通いながら、受験勉強を早めにスタートすることで、浪人せずに大学合格も夢ではありません。

通信制高校は大学受験にもメリットあり!

通信制高校に通う場合、比較的時間の融通がききやすいというメリットがあります。これは大学受験を考えると、非常に大きなメリットになります。空いた時間を使って受験勉強をするのはもちろんですが、大学について調べて見たり、実際にオープンキャンパスに行ってみたり…「大学受験」という目標を掲げると自由時間がぐっと有意義なものになるでしょう。

四谷学院なら通信制高校から難関大学合格の実績が豊富!

たったひとりで大学受験に立ち向かうのは、厳しいもの。挑戦してみたいけど、どうやって勉強すればいいか分からないですし、苦手な科目や分野を克服には時間がかかりがちです。その上、大学の情報を集めたり、やるべきことが山盛りにあります。それをすべて一人でやろうとするのではなく、不安がある部分はプロの力を借りましょう!

四谷学院なら通信制高校から難関大学合格の実績が豊富だから、安心して勉強に集中できます。


通信制高校からの大学合格ガイダンス

先輩の声

※写真はイメージです

東大模試では2回ともA判定をとれ、本番は自分でも納得いく記述ができました。
(東京大学文Ⅲ合格 北島君)
コンサルタントの先生とは定期的に進路について話し合うことができ、自分が何をすべきかが明確になりました。すごく応援してくださっていたのでもっと頑張ろうと思えました。
(横浜市立大学医学部合格 池山君)
講師の方々が生徒に寄り添って教えてくれるので授業を受けるのが楽しい毎日になっていました。
(早稲田大学教育学部合格 山内君)
四谷学院の良かった点は、とにかく講師や受付の方々の説明や質問対応が丁寧。分からない点も安心して聞きに行くことができました。
(名古屋大学教育学部合格 服部さん)
受験コンサルタントの先生は相談事があると話を聴いてくれるのでストレスを抱えないで勉強に集中でき、精神面で助けになってくれました。
(早稲田大学教育学部合格 間下くん)
通信制高校を卒業後、人生を取り戻すには大学に行くしかない!と思いたって始めた勉強でした。かなり強い決意をもってここへ来たつもりでしたが、何度も何度も心が折れかけました。そんな時に受付に、少しだけ弱音を吐きに。当時の私にとって大きな救いでした。
(早稲田大学文学部合格 直原さん)
合格報告した時は、先生すごく喜んでくれて「俺より喜んでんじゃん!」と思った。電話越しでもわかるくらい喜んでくれていて嬉しいな、と感じました。
(立命館大学合格 Aさん)

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