この記事では、大学受験合格後から入学までの過ごし方と、入学後に向けた勉強方法について解説します。
志望校に無事合格したら羽を伸ばして遊びたい気分になるかもしれませんが、一人暮らしの準備や大学の勉強に備えた準備など、大学入学に向けた準備がたくさんあります。 この記事を参考に、入学までの疑問や不安を解消しましょう。
目次
大学入学までの過ごし方
合格発表から入学までの1~2か月は、以下のことを準備しながら過ごします。
入学式の準備
大学の入学式に向けて、男女ともにスーツを用意しておくのが基本です。 インターンやアルバイトの面接、就活など、さまざまなシーンで必要になるので、いまのうちに1着は持っておきましょう。
スーツはサイズが合わないと見栄えがよくないので、専門店でサイズを見てもらいながら選ぶことをオススメします。
一人暮らしの準備
実家から出て一人暮らしをする場合は、部屋探しをするのが先決です。
3月頃は部屋を探す人が最も多い時期なので、早めに部屋を決めておくといいでしょう。 女子の場合はセキュリティ面も考慮して部屋を決めると安心です。
また、家具や家電、日用品を購入するほか、これまで親任せだった洗濯や掃除、料理などの家事を練習しておくのもおすすめです。
パソコン購入
大学の授業ではレポートを提出する機会が多いため、ワードやエクセルなどのオフィスソフトを使いこなす必要があります。そのため、大学入学を機に自分専用のパソコンを購入しましょう。
高校生活最後の思い出作り
大学生活に向けた準備のかたわら、やりたい遊びや趣味を楽しむことも入学前の過ごし方の1つです。
離れ離れになる友達と一緒に過ごしたり、旅行やイベントなどで思い出作りをしたり、高校生最後の時間を楽しみましょう。
洋服を買う
大学生になると服装も髪型も自由になるので、大学生らしい洋服を買い揃えておくことをおすすめします。 毎日私服で通うことを考慮し、ある程度の枚数を買っておくと着回しに困らないので便利です。
入学前にやっておくべき勉強
大学では、勉強方法が高校から一気に変わるので、入学前に以下の勉強に取り組むことをオススメします。
評論や新書を読む
大学ではレポートや論文を書く機会が多くなります。
レポートや論文で何かを主張するときは、文献から「根拠」をたくさん集める必要があるため、評論や新書を読むことが勉強につながります。 筆者の主張、主張する根拠、筆者の主張に対する自分の考え、という点を意識して読むと効果的です。
パソコンの使い方
レポートの執筆で使うワードやプレゼン資料作成で使うパワーポイントは、大学入学後に頻繁に使うことが予想されます。 これらのソフトを使ったことがない場合、入学前の時間を利用して操作を覚えておきましょう。
英語の勉強
大学では英語の論文や資料を読むシーンが多いため、高校以上に英語の勉強が必要になります。 英単語や文法を復習してもいいですし、英検やTOEICの資格取得を目指して勉強する方法も効果的です。
入学前教育プログラムに参加する
入学前教育プログラムとは、新入生を対象に大学側が開催する準備教育のことです。 具体的なプログラム内容は大学で異なりますが、以下のような取り組みをおこなうことが多いようです。
- 高校の勉強を復習して基礎学力をアップする
- 授業がスムーズに受けられるよう、必要な基礎知識を先取り学習する
- 課された課題に対し、レポートを提出して添削を受ける
- 合宿やスクーリングで、教授と一緒に課題に取り組む
- e‐ラーニングで苦手科目を復習する
- ビジネスマナーの講習や資格試験を受験し、卒業後の就活をサポートする
入学前に必要な基礎学力が身につくので、大学の授業が理解しやすくなるのが大きなメリット。 特にAO入試を利用した場合、空白期間が長いので、入学先のプログラムを積極的に利用することをおすすめします。
大学入学に備えた準備をしっかりと!
大学受験を乗り越えたあとは、遊びや趣味を楽しみつつ、事前準備も同時におこないましょう。
準備がしっかりできていれば、大学生活がスムーズにはじめられます。
身の回りの準備だけでなく、入学後の授業に向けた勉強も欠かせません。 大学が提供する入学前教育プログラムなども利用するのもオススメですよ。