現役合格するにはどうすればいい?大学受験を成功に導く3年間のスケジュール

この記事は約5分で読めます。


高校卒業後の進路、どのように考えていますか。
高校で過ごす3年間は、長いようで短いものです。特に大学進学を考えている場合は、高校3年間のスケジュールを早めに把握しておかなければなりません。

受験直前に「もっと早くにやっておけばよかった……」と後悔しないためにも、高校3年間の「いつ」に「何をすべきか」をあらかじめ知っておきましょう。

高校1年生


高校1年生は、学習スタイルを確立して基礎学力を身に付ける時期です。オープンキャンパスなどに参加して、進路選択に備えるのもよいでしょう。

学習スタイルを確立する

高校では、中学と比べて授業の進みが速く難易度も高くなります。早めに学習スタイルを確立し、勉強する「クセ」をつけてしまいましょう。

学習スタイルは、「予習→授業→復習」が基本です。復習はその日のうちに終えるのが理想ですが、忙しい場合は週末にまとめてやるなど、自分に合う学習スタイルを遅くとも夏までには確立しましょう。

ただし、無理は禁物です。健康維持のために睡眠時間を確保するなど、生活リズムを整えることも忘れないでください。

基礎学力を身に付ける

高校1年生の学習内容は、大学受験で欠かせない基礎となる部分です。特に国語・数学・英語は知識の習得に時間がかかるため、1年生の段階からしっかり基礎を固めておかなければなりません。そして、苦手分野がある場合は、長期休暇を利用してきっちり克服しておきましょう。

もちろん、学校の授業も大切です。特に推薦入試を受けようと思っている人は、定期テスト対策もしっかりしておいてください。

文理選択をする

高校1年生の秋頃までには、文理選択をしておきましょう。ただし、「苦手」を理由に消去法で文理選択するのはおすすめできません。

将来やりたいこと・興味のあることから文系・理系どちらに進むべきかを考えてください。オープンキャンパスなどを利用して、興味のある大学・学部を探すのもおすすめです。

高校2年生


高校2年生は、学校生活にも慣れて緊張感がゆるみ、中だるみが生じやすい時期です。
しかし、ここで学習ペースが乱れてしまうと3年生になってから後悔します。気を引き締めて、引き続き目標に向かってがんばりましょう。

苦手と向き合う

高校2年生では学習内容の難易度がさらに高くなるため、特定の教科・科目に苦手意識を強く感じる場合も増えてきます。

しかし、3年生になるまでに苦手はできるだけ克服しておかなければなりません。苦手科目を克服すれば、進路の選択肢も広がります。主要3教科を中心に、しっかり苦手と向き合ってください。

志望大学・学部を絞る

第一志望の大学・学部を遅くとも秋までには決めましょう。早めに進路を決めると、学習計画が立てやすくなります。ゴールから逆算して効率よく勉強を進めるためにも、早めに志望校を絞り込むことは大切です。

学習ペースを乱さない

高校2年生は、受験まであと1年以上あるという気のゆるみから学習ペースが乱れがちです。
しかし、いったんペースが乱れてしまうと軌道修正が難しくなります。毎日勉強時間を確保してスモールステップを積み上げ、学習ペースを乱さないように気を付けましょう。

高校3年生

高校3年生になったら、大学入試まであと1年足らずです。だからといって、あせっていきなり応用問題に手を出すと挫折することになりかねません。まず徹底的に基礎を固めて苦手科目を克服し、志望校対策に取り組みましょう。

夏休み前まで:基礎固め

夏休み前までは、基礎固めに力を注いでください。
教科書レベルの問題や基礎的な問題集は、きちんと解けるようにしておきましょう。この時期には、英単語や文法など知識の定着に時間がかかるものにもしっかり取り組んでください。

夏休み:基礎固め+苦手つぶしのラストチャンス

まとまった時間がとれる夏休みは、苦手科目克服のラストチャンスです。基礎固めと並行して、苦手科目対策にも力を入れましょう。

夏休みが明けると、苦手科目に時間をかける余裕はありません。自力での苦手克服が難しい場合は、予備校や塾なども上手に利用しましょう。

9~12月:応用力を身に付ける+問題演習に取り組む

9月以降は、今まで蓄積した基礎力をもとに問題演習に取り組み、本番入試に対応できる応用力を身に付けていく時期です。アウトプットに力を入れ、解答力を高めていってください。

ただし、解きっぱなしではいけません。同じミスを繰り返さないために、そして次回確実に得点するために、かならず復習をしてください。

なお、併願校を決めるのもこの時期です。出題傾向や受けやすさだけではなく、万が一に備え「4年間通っても良いと思える大学」を併願校に選んでください。

12月~本番:実戦力を身に付ける

12月以降は、共通テストや二次試験に向けた実戦力を養う時期です。時間配分を意識して問題演習に取り組むようにしましょう。
ただし、新しいことに手を出してはいけません。知らないことがあると、あせりでパニックをまねきます。復習を重視して、入試本番に備えてください。

3年間のスケジュールが現役合格のカギ!四谷学院で現役合格を目指そう

大学入試は、高校に入学した瞬間から始まっています。そして、現役合格をねらうのであれば、大雑把でも良いので早めに3年間の学習スケジュールを立てるのがおすすめです。もっとも、無駄のない完璧なスケジュールを立てるのは簡単ではありません。

しかし、プロの受験コンサルタントがいる四谷学院なら大丈夫です。進路相談や学習面の悩みをいつでも相談できますし、進路指導ガイダンスで受験戦略に関するアドバイスが受けられます。

四谷学院で、現役合格を勝ち取りましょう!

タイトルとURLをコピーしました